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日経BPは宋文洲さんの記事が好きだったのもあって昔は読んでたんですが、最近はまったく読んでませんでした。が、メルマガ?でエコナ関連の記事があるというので読んでみました。
「エコナ クッキングオイル」販売中止の波紋(日経BPネット)
好意的に読み進めても当たり前以下のことしか書いてなくて、正直、2か月調べてこの程度しか書けないサイエンスライターってなんなの?って思っちゃいました。今までに行われてきた議論を本当に読んだのかしら、といった感じです。
しかも、消費者委員会の第三回の議事録に書いてあるのですが、第二回の、みんなが「これはひどい」と言いまくったエコナの再審査の件は会議の30分前ぐらいに急遽議論することが決まったらしくほとんどの人がその場で資料を渡されてそれを見ながら発言していたそうです。
そりゃ基本情報も踏まえていないような議論になるわよね、とちょびっと同情しました。
消費者庁はもう少し「科学的な議論」というものを考えた方がいいと思いますよ。
さて、500文字の制限ギリギリまでコメント書いてきました。
なんか当事者みたいな書き方になってるけど、社員じゃないよ。
さすがに2か月も追ってれば「お前ちょっとは自分で調べてみろよ!」って言いたくなります。
2か月前の9月16日以降にエコナ関連の話がブログ等で騒がれましたが、この記事はブログ以下の情報量です。
私も人様のことをとやかく言えるほどの記事を書いてないですが、とりあえず人目に触れる機会は段違いのはずなのでコメント書いてきました。500文字って難しい。
私自身、有機化学とか栄養科学は学部生レベルでの知識と独学程度しかないのですが、その程度の見識だとしても酷い、酷過ぎる。著書リストをみて思わず納得しちゃいましたが、食品系のサイエンスライター名乗っちゃまずいレベルじゃなかろうかと感じました。
さて、なぜ「騒ぐ必要がない」と言っているのか、図にして解説しようかどうしようか迷っているのですが、とりあえず最後の3行に書いてある通りだからこそ「騒ぐ必要がない」のです。
これがたとえば、いくらグリシドール脂肪酸エステルからグリシドールになる確証がない段階といっても、ワーストケースを考慮したときに最小毒性量を超える可能性があったならば速やかに回収命令が下っただろうと私は考えています。また、その場合には花王が速やかに回収する旨を発表するでしょうし、回収しない場合は私を含めて多くの方が危険性を指摘すると思います。
今回のケースもワーストケースでは基準値をオーバーするので「なんとかしたほうがいいね」という意見は共通で出ていると思います。
なぜ「なんとかしたほうがいい」のに取り立てて「騒ぐ必要がない」のかは今後、余裕があれば説明したいと思います。
というか言葉では何度も説明したのだけどやっぱり図があった方がわかりやすいですよね。構想はできてるんですが、図を描くのが面倒くさいのでやらなくてもいいかなー、となまけています。
「エコナ クッキングオイル」販売中止の波紋(日経BPネット)
好意的に読み進めても当たり前以下のことしか書いてなくて、正直、2か月調べてこの程度しか書けないサイエンスライターってなんなの?って思っちゃいました。今までに行われてきた議論を本当に読んだのかしら、といった感じです。
しかも、消費者委員会の第三回の議事録に書いてあるのですが、第二回の、みんなが「これはひどい」と言いまくったエコナの再審査の件は会議の30分前ぐらいに急遽議論することが決まったらしくほとんどの人がその場で資料を渡されてそれを見ながら発言していたそうです。
そりゃ基本情報も踏まえていないような議論になるわよね、とちょびっと同情しました。
消費者庁はもう少し「科学的な議論」というものを考えた方がいいと思いますよ。
さて、500文字の制限ギリギリまでコメント書いてきました。
2か月も時間があったにしては内容がお粗末すぎです。 記者は科学ジャーナリストということですが、生化学についてもう少し勉強された方がいいと思います。 TAG(トリアシルグリセロール)が消化の過程でDAG(ジアシルグリセロール)を生じることは既知の事実ですよ。エコナの「特殊さ」はDAGだからではなく、1,3-DAGを多く含むことなんです。 花王がデータ公開を拒否しているという方、 どこぞの記事を真に受けたかは存じませんが、花王は2008年に論文として報告しています。お金さえ払えば読めますのでどうぞご検証ください。 以上は花王のHPに記載されている事実です。 花王のHPすらまともに読まなくてエコナに関する記事が書けるのでしょうか。 また、グリシドールはIARCでGroup2Aですが、グリシドール脂肪酸エステル自体はGroup3、発がん性を分類できない(お茶と同レベル)、です。 全量がグリシドールに置き変わったとしても動物実験での無毒性量の1/250だから「摂取しても問題がないだろう」なのです。 確証がなくとも最小毒性量を超えている可能性があったならすぐにでも回収してますよ。 (むいみ)(2009年11月18日 10:18) |
なんか当事者みたいな書き方になってるけど、社員じゃないよ。
さすがに2か月も追ってれば「お前ちょっとは自分で調べてみろよ!」って言いたくなります。
2か月前の9月16日以降にエコナ関連の話がブログ等で騒がれましたが、この記事はブログ以下の情報量です。
私も人様のことをとやかく言えるほどの記事を書いてないですが、とりあえず人目に触れる機会は段違いのはずなのでコメント書いてきました。500文字って難しい。
私自身、有機化学とか栄養科学は学部生レベルでの知識と独学程度しかないのですが、その程度の見識だとしても酷い、酷過ぎる。著書リストをみて思わず納得しちゃいましたが、食品系のサイエンスライター名乗っちゃまずいレベルじゃなかろうかと感じました。
さて、なぜ「騒ぐ必要がない」と言っているのか、図にして解説しようかどうしようか迷っているのですが、とりあえず最後の3行に書いてある通りだからこそ「騒ぐ必要がない」のです。
これがたとえば、いくらグリシドール脂肪酸エステルからグリシドールになる確証がない段階といっても、ワーストケースを考慮したときに最小毒性量を超える可能性があったならば速やかに回収命令が下っただろうと私は考えています。また、その場合には花王が速やかに回収する旨を発表するでしょうし、回収しない場合は私を含めて多くの方が危険性を指摘すると思います。
今回のケースもワーストケースでは基準値をオーバーするので「なんとかしたほうがいいね」という意見は共通で出ていると思います。
なぜ「なんとかしたほうがいい」のに取り立てて「騒ぐ必要がない」のかは今後、余裕があれば説明したいと思います。
というか言葉では何度も説明したのだけどやっぱり図があった方がわかりやすいですよね。構想はできてるんですが、図を描くのが面倒くさいのでやらなくてもいいかなー、となまけています。
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