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きっかけは知恵袋でした(またかい)。
ええええ~???
なんなのそれ。聞いたことないよ。
ということでソースを探してみました。
ウソや。
ま、それはともかくとして、実際には塩化ビニルの合成法をよく知らなかったので調べてみました。
ソースは主にWikipediaです。
塩化ビニルモノマーは石油と塩から作られます。
まずはこの図を見てください。
なるほど、石油と塩から塩化ビニルは作られるようです。
石油を蒸留して得られたナフサをさらに熱分解して得られたエチレンと塩を電気分解して得られた塩素を塩化鉄(FeCl3)を触媒として1,2-ジクロロエタンが作られます。・・・1
その後、加熱圧縮すると1,2-ジクロロエタンが分解されてクロロエチレン(塩化ビニル)と塩化水素ができます。・・・2
これを化学反応式で示すと以下のようになります。
石油→ナフサ+H2O(水蒸気)→エチレン(CH2=CH2 )
2NaCl→2Na+Cl2(塩素)
CH2=CH2 (エチレン)+ Cl2(塩素) → CH2ClCH2Cl(1,2-ジクロロエタン)・・・1
CH2ClCH2Cl(1.2-ジクロロエタン) → CH2=CHCl (塩化ビニル)+ HCl(塩化水素)・・・2
これだけならありえそうな気がします。
シャンプーに石油成分が混ざっていればナフサからエチレンは作れそうですよね。お風呂場にはたくさん水蒸気がありますし。
さて、それではネタばらしです。
◆石油→ナフサ
の場合、ナフサは35~180℃(特にエチレンの製造に用いるのは35~80℃だそうです)で分留してくるのでありえそうですね。(ま、製品に石油が入ってるわけがないんですが)
◆ナフサ+H2O(水蒸気)→エチレン
最初のポイントはココです。
エチレンはナフサと水蒸気を800~900℃で反応・熱分解して生成します。(さらに精製するには蒸留・分留しなきゃいけないんですが、ここでは気にしません。また、他にもエチレンの製法はありますが、石油からということなので今回は無視します)
まず、こんな高温状態でシャンプーできません。
でもまあなんとかできたとします。(するな)
◆2NaCl→2Na+Cl2(塩素)
電気分解……まあ百歩譲ってイオンの状態(NaCl→Na++Cl‐)としましょうか。
Cl2とCl-では似てるようで違うんですけどね……。電子が一個多いので上手く付加できないと思います。
◆CH2=CH2 (エチレン)+ Cl2(塩素) → CH2ClCH2Cl(1,2-ジクロロエタン)・・・1
触媒として塩化鉄(FeCl3)があればできそうですね。
1,2-ジクロロエタンはクロロホルム様の匂いのする液体だそうです。
この物質は天然には存在せず、生物濃縮もないですがヒトに対する吸入毒性は高いです。
◆CH2ClCH2Cl(1.2-ジクロロエタン) → CH2=CHCl (塩化ビニル)+ HCl(塩化水素)・・・2
次のポイントはココです。
加熱圧縮って簡単に書いてありますが、500℃で15~30気圧です。15気圧というのは簡単に言うと海に140m潜った状態の圧力がかかっていることになります。あれ。わかりにくいですね。つまり50kgの人に対して750kgの重りがのしかかっている状態が15気圧です。うん、死にますね。
ここまでで一目瞭然なんですが、たとえ石油が混ざっていたとしても普通に生活していて生きている人間ならば塩化ビニルモノマーを生成することはできません。塩化ビニルを作るためには最低でも800℃で15気圧の条件になる必要があります。そんな条件で人間が生きていられるはずがありません。
ちなみに、塩化ビニルモノマーは気体です。百歩譲って加圧状態でも液体です。どうやって毛穴に詰まるんでしょうか。
どうでしょうか。
塩化ビニルモノマーは石油と塩から作られることは確かなんですが、石油系界面活性剤の危険性を訴える人たちがいかに印象だけで決めつけているかがわかるのではないでしょうか。
おそらく、ポリ塩化ビニル樹脂と塩化ビニルモノマーの区別がついていないんだと思います。ポリ塩化ビニル樹脂は塩化ビニルモノマーから作るので塩化ビニルモノマーができないことには固体の安定物質であるポリ塩化ビニル樹脂はできません。
そしてその塩化ビニルモノマーが作られることは以上の理由によりありえないことがわかりましたね。
これは化学の知識がない人だと信じてしまうのではないでしょうか。
かくいう私も信じはしないもののここまで調べるのに結構手間取りました。
こういう、知識のない人を騙す類いの危険情報というのは本当に悪質ですね。
これからもこういう根拠のない危険情報に対する危険情報を書いていこうと思います。結構大変なんですけどね。
補足1:エチレンと塩の組み合わせ
書こうと思ってたのにすっかり忘れていました。
エチレンと塩といえばとてもメジャーなものが一つありますね。
リンゴです。
リンゴと一緒に置いておくと果物が柔らかくなるのはリンゴがエチレンをたくさん出しているからですよね。
多くの人はリンゴを食べるときに切って塩水に浸けておくと思うのですが、そうすると大変です。みなさん、塩化ビニルを食べていることになります。塩化ビニルモノマーはGroup1の発がん性物質で特にエアロゾルの吸引はとても危険です。もう毛穴に詰まることの比ではないです。
リンゴはとても危険なので食べてはいけません。今日から使用禁止です。
それに塩素は食塩からのみ入ってくるわけではありませんからね!
ということにならないのが不思議です。
これも石油系界面活性剤の恐怖をでっち上げた人が何にも考えていなかったことがうかがえる話ですね。
補足2:塩化ビニルモノマーの危険性
塩化ビニルモノマーは気体(あるいは液体)なので毛穴に詰まることは物理的にありえません。
それよりも、塩化ビニルモノマーは発がん性に関してはGroup1(ヒトに対して発がん性がある)とされています。塩化ビニルモノマーの製造工場の作業員に肝血管肉腫(肝がんの一種)で死亡する人がいたことからわかったのですが、その他にも神経系への影響が知られています。
2.5%塩化ビニル(気体)への暴露により、めまい、見当識障害、足裏の燃えるような感覚など (Danziger, 1960)が見られます。
また、慢性毒性として1000ppm=0.1%の塩化ビニル(気体)に1か月~数年間暴露したヒトに対して、耳痛、頭痛、めまい、不明瞭な視界、疲労感、食欲不振、吐き気、不眠、呼吸不全、胃痛、肝臓及び脾臓部位の痛み、手足のひりひり感、四肢の冷感、性欲の欠如、体重減少がみられた (Thiess and Versen, 1974)とあります。
25ppm、数年間暴露によっても肝がんが見つかっていることから閾値は考えない方がよさそうです。
※許容濃度は2.5ppm(6.5mg・m-3)だそうです。
そうするとまた疑問が浮かびますね。
なぜ毛穴に詰まるとかいうどうでもいい理由を持ってくるのでしょうか。
この極めて危険な物質が本当に石油系界面活性剤と塩で生成されてしまうのならば早いところ化粧品メーカーを告発しないといけないのではありませんか?こんな危険なものを平然と売っているのですよ?
塩化ビニルモノマーの危険性は1970年代にはすでに立証されており、副産物として塩化ビニルモノマーができるのに40年間も消費者を騙していたとなるとそれはもう大変です。
石油系シャンプーと塩を混ぜると塩化ビニルができるという嘘を考えた人はそのへんのつじつま合わせも考えるべきでしたね。信憑性を高めようとして「塩化ビニルができる」などと言ってしまったためにかえってまったく信憑性のない話になってしまいました。
ちなみに塩化ビニルは体内に入っても肝臓で分解され尿や便により排出されます。分解されなかったものはそのまま呼気として排出されるそうです。つまり蓄積性や生物濃縮などはありません。
おまけとしてポリ塩化ビニル樹脂の話ですが、可塑剤を含むポリ塩化ビニルは耐水性・耐酸性・耐アルカリ性・耐溶剤性や難燃性、電気絶縁性を持つ安定な物質です。確か生分解性も低かったはずです。
そのへんはまた後日フォローしたいと思います。
参考:クロロエチレン(Wikipedia)
化学物質の初期リスク評価書Ver.1.0 No.75 クロロエチレンヒト健康への影響
PRTR法指定化学物質有害性データ(クロロエチレン)
その他、エチレン、ナフサ、IARCの発がん性評価リストなど。
この記事は
ニュースキンの指導?
無添加純石鹸と塩を混ぜると固まります。
に続いています。
余談:
ただこれがまだまだ片手落ちで、塩化ビニルモノマーからポリ塩化ビニルへの重合反応が良く分からないんです。
いや、もちろんどういうことが起こるかは分かってますが、
・触媒は必要か
・発熱反応か(安定化するのでわりと起こりやすい反応ではないかと推測)
・重合条件はどうなのか(常温・常圧で起こりうるか)
など、詳しいことが分からないんです。
ネットでもヒットしないし、生化学辞典見ても載ってないし…うぅ。
高分子系は習わないので分からないんですよね…。図書館で勉強してきます…。
あと、石油からできた物質(界面活性剤など)と塩を混ぜて固まらないことと石油以外の原料しか使っていない洗剤で固まることを証明できれば良いんですけど、そういうのって中身がシンプルである必要がありますよね。
たとえば、洗浄成分(界面活性剤)が植物系でも香料とか着色料が石油原料の可能性もあるわけです。
もちろん石油成分が塩で固まってもいいんですよ。ただ、塩化ビニルはできません。
実際にやってみたんですが、洗浄成分がカリ石鹸素地のものに限って固まってくれます。
1.アジエンスシャンプー(主成分:ラウレス硫酸アンモニウム)原料:ココヤシ→固まらず
2.バーバリブ ハンドソープ(主成分:脂肪酸カリウム〈パーム核脂肪酸+水酸化K〉)原料:アブラヤシ→固まる
3.ビオレU(主成分:アルキル(c11、13、15)リン酸K)原料:?→固まらず
4.HERVAL VALLEY ボディソープ(主成分:カリ石けん素地)原料:?→固まらず→しばらく放置→固まる
残念ながら純石鹸については現在準備中です。
2は雑貨屋さんで購入、4はお中元ものです。
(3/23追記)すみません、HERVAL VALLEYとしなければいけないところをハーバルエッセンスにしていました。二つはまったく関係のない別の会社です。申し訳ありませんでした。
この原因について、水に溶けたことによって温度が下がり(食塩が水に溶ける反応は吸熱反応)固まったのかな?と思ったのですが、もっと簡単に、カリ石鹸素地(脂肪酸カリウム)がナトリウム石鹸素地(脂肪酸ナトリウム)になったせいで固形になったのかも…と思ったり。カリ石鹸素地が主に液体石鹸であるのに対してナトリウム石鹸素地は固形石鹸なんです。
今回用いたカリ石鹸素地の洗剤の1つは冬場になると凍るんですね。窓辺に置いてあるからなんですけど、それがヒントですね。
とりあえずもう少し調べてみますが、塩化ビニルができて毛穴が詰まるというのはどちらにしろ嘘なのはわかっていただけたでしょうか?
市販のシャンプーとい うよりお母様は合成界
紙コップに今お使いの これであらら不思議! シャンプーの事についてお願いします。(Yahoo!知恵袋)
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ええええ~???
なんなのそれ。聞いたことないよ。
ということでソースを探してみました。
(前略)そこで、良いものか悪いものかを見分ける一つの方法があります。
まずあなたがお使いのシャンプー、を持ってきてください。 それから、小さなお皿と塩を用意してください。 お皿にシャンプーをスプーン一杯くらい入れてください。 そしてその上から、塩をたっぷりふりかけてみてください。 そしてしばらく置きましょう。かき回すと反応が早いです。
さて、どうなりましたか? 固まりましたか? それとも液状のままですか? もし固まるようでしたら、それは石油成分がたっぷり含まれているのです。 石油成分と塩の成分が反応して、塩化ビニールになって固まるのです。 ぜひ、試してみてください。 (後略) |
ウソや。
ま、それはともかくとして、実際には塩化ビニルの合成法をよく知らなかったので調べてみました。
ソースは主にWikipediaです。
塩化ビニルモノマーは石油と塩から作られます。
まずはこの図を見てください。
なるほど、石油と塩から塩化ビニルは作られるようです。
石油を蒸留して得られたナフサをさらに熱分解して得られたエチレンと塩を電気分解して得られた塩素を塩化鉄(FeCl3)を触媒として1,2-ジクロロエタンが作られます。・・・1
その後、加熱圧縮すると1,2-ジクロロエタンが分解されてクロロエチレン(塩化ビニル)と塩化水素ができます。・・・2
これを化学反応式で示すと以下のようになります。
石油→ナフサ+H2O(水蒸気)→エチレン(CH2=CH2 )
2NaCl→2Na+Cl2(塩素)
CH2=CH2 (エチレン)+ Cl2(塩素) → CH2ClCH2Cl(1,2-ジクロロエタン)・・・1
CH2ClCH2Cl(1.2-ジクロロエタン) → CH2=CHCl (塩化ビニル)+ HCl(塩化水素)・・・2
これだけならありえそうな気がします。
シャンプーに石油成分が混ざっていればナフサからエチレンは作れそうですよね。お風呂場にはたくさん水蒸気がありますし。
さて、それではネタばらしです。
◆石油→ナフサ
の場合、ナフサは35~180℃(特にエチレンの製造に用いるのは35~80℃だそうです)で分留してくるのでありえそうですね。(ま、製品に石油が入ってるわけがないんですが)
◆ナフサ+H2O(水蒸気)→エチレン
最初のポイントはココです。
エチレンはナフサと水蒸気を800~900℃で反応・熱分解して生成します。(さらに精製するには蒸留・分留しなきゃいけないんですが、ここでは気にしません。また、他にもエチレンの製法はありますが、石油からということなので今回は無視します)
まず、こんな高温状態でシャンプーできません。
でもまあなんとかできたとします。(するな)
◆2NaCl→2Na+Cl2(塩素)
電気分解……まあ百歩譲ってイオンの状態(NaCl→Na++Cl‐)としましょうか。
Cl2とCl-では似てるようで違うんですけどね……。電子が一個多いので上手く付加できないと思います。
◆CH2=CH2 (エチレン)+ Cl2(塩素) → CH2ClCH2Cl(1,2-ジクロロエタン)・・・1
触媒として塩化鉄(FeCl3)があればできそうですね。
1,2-ジクロロエタンはクロロホルム様の匂いのする液体だそうです。
この物質は天然には存在せず、生物濃縮もないですがヒトに対する吸入毒性は高いです。
◆CH2ClCH2Cl(1.2-ジクロロエタン) → CH2=CHCl (塩化ビニル)+ HCl(塩化水素)・・・2
次のポイントはココです。
加熱圧縮って簡単に書いてありますが、500℃で15~30気圧です。15気圧というのは簡単に言うと海に140m潜った状態の圧力がかかっていることになります。あれ。わかりにくいですね。つまり50kgの人に対して750kgの重りがのしかかっている状態が15気圧です。うん、死にますね。
ここまでで一目瞭然なんですが、たとえ石油が混ざっていたとしても普通に生活していて生きている人間ならば塩化ビニルモノマーを生成することはできません。塩化ビニルを作るためには最低でも800℃で15気圧の条件になる必要があります。そんな条件で人間が生きていられるはずがありません。
ちなみに、塩化ビニルモノマーは気体です。百歩譲って加圧状態でも液体です。どうやって毛穴に詰まるんでしょうか。
どうでしょうか。
塩化ビニルモノマーは石油と塩から作られることは確かなんですが、石油系界面活性剤の危険性を訴える人たちがいかに印象だけで決めつけているかがわかるのではないでしょうか。
おそらく、ポリ塩化ビニル樹脂と塩化ビニルモノマーの区別がついていないんだと思います。ポリ塩化ビニル樹脂は塩化ビニルモノマーから作るので塩化ビニルモノマーができないことには固体の安定物質であるポリ塩化ビニル樹脂はできません。
そしてその塩化ビニルモノマーが作られることは以上の理由によりありえないことがわかりましたね。
これは化学の知識がない人だと信じてしまうのではないでしょうか。
かくいう私も信じはしないもののここまで調べるのに結構手間取りました。
こういう、知識のない人を騙す類いの危険情報というのは本当に悪質ですね。
これからもこういう根拠のない危険情報に対する危険情報を書いていこうと思います。結構大変なんですけどね。
補足1:エチレンと塩の組み合わせ
書こうと思ってたのにすっかり忘れていました。
エチレンと塩といえばとてもメジャーなものが一つありますね。
リンゴです。
リンゴと一緒に置いておくと果物が柔らかくなるのはリンゴがエチレンをたくさん出しているからですよね。
多くの人はリンゴを食べるときに切って塩水に浸けておくと思うのですが、そうすると大変です。みなさん、塩化ビニルを食べていることになります。塩化ビニルモノマーはGroup1の発がん性物質で特にエアロゾルの吸引はとても危険です。もう毛穴に詰まることの比ではないです。
リンゴはとても危険なので食べてはいけません。今日から使用禁止です。
それに塩素は食塩からのみ入ってくるわけではありませんからね!
ということにならないのが不思議です。
これも石油系界面活性剤の恐怖をでっち上げた人が何にも考えていなかったことがうかがえる話ですね。
補足2:塩化ビニルモノマーの危険性
塩化ビニルモノマーは気体(あるいは液体)なので毛穴に詰まることは物理的にありえません。
それよりも、塩化ビニルモノマーは発がん性に関してはGroup1(ヒトに対して発がん性がある)とされています。塩化ビニルモノマーの製造工場の作業員に肝血管肉腫(肝がんの一種)で死亡する人がいたことからわかったのですが、その他にも神経系への影響が知られています。
2.5%塩化ビニル(気体)への暴露により、めまい、見当識障害、足裏の燃えるような感覚など (Danziger, 1960)が見られます。
また、慢性毒性として1000ppm=0.1%の塩化ビニル(気体)に1か月~数年間暴露したヒトに対して、耳痛、頭痛、めまい、不明瞭な視界、疲労感、食欲不振、吐き気、不眠、呼吸不全、胃痛、肝臓及び脾臓部位の痛み、手足のひりひり感、四肢の冷感、性欲の欠如、体重減少がみられた (Thiess and Versen, 1974)とあります。
25ppm、数年間暴露によっても肝がんが見つかっていることから閾値は考えない方がよさそうです。
※許容濃度は2.5ppm(6.5mg・m-3)だそうです。
そうするとまた疑問が浮かびますね。
なぜ毛穴に詰まるとかいうどうでもいい理由を持ってくるのでしょうか。
この極めて危険な物質が本当に石油系界面活性剤と塩で生成されてしまうのならば早いところ化粧品メーカーを告発しないといけないのではありませんか?こんな危険なものを平然と売っているのですよ?
塩化ビニルモノマーの危険性は1970年代にはすでに立証されており、副産物として塩化ビニルモノマーができるのに40年間も消費者を騙していたとなるとそれはもう大変です。
石油系シャンプーと塩を混ぜると塩化ビニルができるという嘘を考えた人はそのへんのつじつま合わせも考えるべきでしたね。信憑性を高めようとして「塩化ビニルができる」などと言ってしまったためにかえってまったく信憑性のない話になってしまいました。
ちなみに塩化ビニルは体内に入っても肝臓で分解され尿や便により排出されます。分解されなかったものはそのまま呼気として排出されるそうです。つまり蓄積性や生物濃縮などはありません。
おまけとしてポリ塩化ビニル樹脂の話ですが、可塑剤を含むポリ塩化ビニルは耐水性・耐酸性・耐アルカリ性・耐溶剤性や難燃性、電気絶縁性を持つ安定な物質です。確か生分解性も低かったはずです。
そのへんはまた後日フォローしたいと思います。
参考:クロロエチレン(Wikipedia)
化学物質の初期リスク評価書Ver.1.0 No.75 クロロエチレンヒト健康への影響
PRTR法指定化学物質有害性データ(クロロエチレン)
その他、エチレン、ナフサ、IARCの発がん性評価リストなど。
この記事は
ニュースキンの指導?
無添加純石鹸と塩を混ぜると固まります。
に続いています。
余談:
ただこれがまだまだ片手落ちで、塩化ビニルモノマーからポリ塩化ビニルへの重合反応が良く分からないんです。
いや、もちろんどういうことが起こるかは分かってますが、
・触媒は必要か
・発熱反応か(安定化するのでわりと起こりやすい反応ではないかと推測)
・重合条件はどうなのか(常温・常圧で起こりうるか)
など、詳しいことが分からないんです。
ネットでもヒットしないし、生化学辞典見ても載ってないし…うぅ。
高分子系は習わないので分からないんですよね…。図書館で勉強してきます…。
あと、石油からできた物質(界面活性剤など)と塩を混ぜて固まらないことと石油以外の原料しか使っていない洗剤で固まることを証明できれば良いんですけど、そういうのって中身がシンプルである必要がありますよね。
たとえば、洗浄成分(界面活性剤)が植物系でも香料とか着色料が石油原料の可能性もあるわけです。
もちろん石油成分が塩で固まってもいいんですよ。ただ、塩化ビニルはできません。
実際にやってみたんですが、洗浄成分がカリ石鹸素地のものに限って固まってくれます。
1.アジエンスシャンプー(主成分:ラウレス硫酸アンモニウム)原料:ココヤシ→固まらず
2.バーバリブ ハンドソープ(主成分:脂肪酸カリウム〈パーム核脂肪酸+水酸化K〉)原料:アブラヤシ→固まる
3.ビオレU(主成分:アルキル(c11、13、15)リン酸K)原料:?→固まらず
4.HERVAL VALLEY ボディソープ(主成分:カリ石けん素地)原料:?→固まらず→しばらく放置→固まる
残念ながら純石鹸については現在準備中です。
2は雑貨屋さんで購入、4はお中元ものです。
(3/23追記)すみません、HERVAL VALLEYとしなければいけないところをハーバルエッセンスにしていました。二つはまったく関係のない別の会社です。申し訳ありませんでした。
この原因について、水に溶けたことによって温度が下がり(食塩が水に溶ける反応は吸熱反応)固まったのかな?と思ったのですが、もっと簡単に、カリ石鹸素地(脂肪酸カリウム)がナトリウム石鹸素地(脂肪酸ナトリウム)になったせいで固形になったのかも…と思ったり。カリ石鹸素地が主に液体石鹸であるのに対してナトリウム石鹸素地は固形石鹸なんです。
今回用いたカリ石鹸素地の洗剤の1つは冬場になると凍るんですね。窓辺に置いてあるからなんですけど、それがヒントですね。
とりあえずもう少し調べてみますが、塩化ビニルができて毛穴が詰まるというのはどちらにしろ嘘なのはわかっていただけたでしょうか?
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この記事にコメントする
ゆきさんへ
コメントありがとうございます。
シリコーンの件ですが、そもそも私は
「シリコーンが髪に良くない」
と考えていませんのでご質問に答えるのは非常に難しいです。
ただ、それでは味気ないのでシリコーンが配合されている理由について少し書いておきますね。
シャンプーなどにシリコーンが配合される目的は
・乾いているときのサラサラ、しっとりなどの質感を与える
・髪が濡れているときの指通りの良さを保つ
・髪にツヤを出す
などです。
そもそも髪の毛は死んだ細胞なので「表面に皮膜ができることで呼吸ができなくなる」といった表現は無視していいです。
シリコーンを避けた方が良いと思われる人は
・パーマをする人
・カラーリングをする人
と言われていますね。実際にカラーが乗りにくかったりパーマがかかりにくかったりするそうです。
私が注目したいのは「髪が濡れているときの指通りの良さ」ですね。
濡れているときの髪は、物理的な刺激(クシで梳かしたり、引っ張ったり)にとても弱いです。洗髪中でも指通りが滑らかであれば髪を傷める可能性が減りますね。
そういう心配がなければシリコーンは特に必要ありません。
逆に、髪が傷んでいるのならシリコーンが入っているものをおすすめします。
先ほど書いたとおり、髪は死細胞なので既に生えている髪はどんなに頑張っても痛む前に戻すことはできません。
私の知る限り、いちかみのシャンプーにはシリコーンは配合されていません(トリートメントには配合されていますが)。SALAのシリーズはどのシャンプーにもシリコーンが配合されているはずです。
髪の状態は人それぞれなので自分の髪の状態に合うものを使うことをおすすめします。
最後に、シリコーンの主な働きと成分表に書かれている名称は以下のリンク(PDFです)が参考になると思います。
http://www.dowcorning.co.jp/ja_JP/content/publishedlit/Y520.pdf
簡単な見分け方としては「~コン」と書かれている成分はシリコーンである可能性が高いですね。同じジメチコンベースでも水への溶けやすさはそれぞれ違いますので、詳しく知りたい場合はメーカーに聞いてみるのが手っ取り早いと思います。
他にも質問がありましたらどうぞ。
私の答えられる範囲ならお答えします。
シリコーンの件ですが、そもそも私は
「シリコーンが髪に良くない」
と考えていませんのでご質問に答えるのは非常に難しいです。
ただ、それでは味気ないのでシリコーンが配合されている理由について少し書いておきますね。
シャンプーなどにシリコーンが配合される目的は
・乾いているときのサラサラ、しっとりなどの質感を与える
・髪が濡れているときの指通りの良さを保つ
・髪にツヤを出す
などです。
そもそも髪の毛は死んだ細胞なので「表面に皮膜ができることで呼吸ができなくなる」といった表現は無視していいです。
シリコーンを避けた方が良いと思われる人は
・パーマをする人
・カラーリングをする人
と言われていますね。実際にカラーが乗りにくかったりパーマがかかりにくかったりするそうです。
私が注目したいのは「髪が濡れているときの指通りの良さ」ですね。
濡れているときの髪は、物理的な刺激(クシで梳かしたり、引っ張ったり)にとても弱いです。洗髪中でも指通りが滑らかであれば髪を傷める可能性が減りますね。
そういう心配がなければシリコーンは特に必要ありません。
逆に、髪が傷んでいるのならシリコーンが入っているものをおすすめします。
先ほど書いたとおり、髪は死細胞なので既に生えている髪はどんなに頑張っても痛む前に戻すことはできません。
私の知る限り、いちかみのシャンプーにはシリコーンは配合されていません(トリートメントには配合されていますが)。SALAのシリーズはどのシャンプーにもシリコーンが配合されているはずです。
髪の状態は人それぞれなので自分の髪の状態に合うものを使うことをおすすめします。
最後に、シリコーンの主な働きと成分表に書かれている名称は以下のリンク(PDFです)が参考になると思います。
http://www.dowcorning.co.jp/ja_JP/content/publishedlit/Y520.pdf
簡単な見分け方としては「~コン」と書かれている成分はシリコーンである可能性が高いですね。同じジメチコンベースでも水への溶けやすさはそれぞれ違いますので、詳しく知りたい場合はメーカーに聞いてみるのが手っ取り早いと思います。
他にも質問がありましたらどうぞ。
私の答えられる範囲ならお答えします。
ありがとうございます!
大変勉強になります。
私もシリコンが毛髪に対して問題があるとは
思えないし、でも巷ではシリコンは悪いもの・・・との認識が多く、シリコンが入っていたら買わないと言う人が多いです。
シリコン以外に髪の表面をコーティングするものは何ですか?
ちなみに、その成分とシリコンとの違いは何ですか?(髪の毛を傷める?傷めない?)
すいませんがまた、教えてください。
私もシリコンが毛髪に対して問題があるとは
思えないし、でも巷ではシリコンは悪いもの・・・との認識が多く、シリコンが入っていたら買わないと言う人が多いです。
シリコン以外に髪の表面をコーティングするものは何ですか?
ちなみに、その成分とシリコンとの違いは何ですか?(髪の毛を傷める?傷めない?)
すいませんがまた、教えてください。
ゆきさん、大変遅くなってしまい申し訳ありません
髪に残る成分、難しいですね。
たとえば、トリートメントなどで「保湿成分」「補修成分」なんて書いてあるものは「髪に残って働くために配合されている」と考えると良いかと思います。
「浸透成分」はこれらを効率良く髪の内部へ浸透させるために配合されていると考えると良いでしょう。
具体的にどんなものが、となるとメーカーによっても違いますし、私もそこまで詳しくないのでお答えするのが難しいです。今後少しずつ調べてみようと思います。
次に、シリコーンが毛穴に詰まる、という話ですね。
これは正直なところ良く分かりません。
調べてみてもいろんな意見があってよくわからなかったのですね。
確かに、シリコーンオイルは水溶性(水に溶けやすい)でも親油性(油に溶けやすい)わけでもありません。
でも、はたしてオイルが詰まるだろうか?という疑問はあります。
また、最初のコメントに書いたとおり、シャンプーには配合されてないものがありますし、リンスやトリートメントは地肌につけないように行うものです。
また、おそらくシャンプーに使われるシリコーンは指通りを滑らかにするために配合されている揮発性のものだと思われます。気体になって飛んでいくものはさすがに毛穴には詰まりません。
毛髪に残るようなシリコーンに関しては本当にわからないので問い合わせてみることにしました。(次のコメント)
たとえば、トリートメントなどで「保湿成分」「補修成分」なんて書いてあるものは「髪に残って働くために配合されている」と考えると良いかと思います。
「浸透成分」はこれらを効率良く髪の内部へ浸透させるために配合されていると考えると良いでしょう。
具体的にどんなものが、となるとメーカーによっても違いますし、私もそこまで詳しくないのでお答えするのが難しいです。今後少しずつ調べてみようと思います。
次に、シリコーンが毛穴に詰まる、という話ですね。
これは正直なところ良く分かりません。
調べてみてもいろんな意見があってよくわからなかったのですね。
確かに、シリコーンオイルは水溶性(水に溶けやすい)でも親油性(油に溶けやすい)わけでもありません。
でも、はたしてオイルが詰まるだろうか?という疑問はあります。
また、最初のコメントに書いたとおり、シャンプーには配合されてないものがありますし、リンスやトリートメントは地肌につけないように行うものです。
また、おそらくシャンプーに使われるシリコーンは指通りを滑らかにするために配合されている揮発性のものだと思われます。気体になって飛んでいくものはさすがに毛穴には詰まりません。
毛髪に残るようなシリコーンに関しては本当にわからないので問い合わせてみることにしました。(次のコメント)
資生堂への問い合わせと私見
他のメーカーにも問い合わせてみようか考えていますが、とりあえず資生堂に訊いてみました。
「シリコーンにはいろんな種類がありますが、毛穴に詰まって毛髪の生育を妨げたり、髪の毛を細くしたり抜け毛を酷くするようなことはあるのでしょうか?」という問いに対して、
「頭髪の指通りや櫛通りをよくし、髪の傷みを防止するほか、
さらっとした感触の頭髪に整える効果」を与えることが目的で配合されており、「シリコンが詰まって毛髪の生育を妨げたり、髪を細くし、抜け毛になるという事は考えにくく、シリコン配合が悪いということではございません」とのことです。
「また、資生堂では、従来よりお客さまに私たちの製品を安心してお使いいただけるよう、常に安全性の確保に心がけております。」
というのは、使用後の頭皮・頭髪トラブルがないことも含めて「安全性」と言っているのですね。
その点に関して、私は資生堂に同意します。
製品の安全性は一番最初に確保されて当然なのです。
よく「大手メーカーは利益第一、売れればそれでよくて消費者のことは考えていない」と言われたりしますがそれは違います。
私たちは、売れていても使い勝手が悪かったり使っていてトラブルが発生するようなものを繰り返し使いたいと思うでしょうか?思いませんよね。できればトラブルの起こらない、便利なものを使いたいと思うはずです。
そういう消費者心理をメーカー側も心得ています。
つまり、利益第一であるということは本来、消費者第一であることと同じなのです。
それを忘れ、利益のみを追求して安全管理を怠ったメーカーの末路は、事故米や偽装表示の例からも明らかではないでしょうか。
人為的なトラブルや、製品中の成分に新たに毒性が見つかった場合など、公表せずに意図的に隠せばそれが明るみに出たとき消費者の不信を買うに決まっています。しかも、不正はいつかは暴かれます。
そのとき、はたして企業は生き残れるでしょうか。
そこまで考えると、消費者第一こそが利益第一であり、生き残るための唯一の道なんじゃないかなあ?と思うのですよね。
ただ、もっとわかりやすい安全性情報が簡単に手に入ったらいいのに、とは思います。
「シリコーンにはいろんな種類がありますが、毛穴に詰まって毛髪の生育を妨げたり、髪の毛を細くしたり抜け毛を酷くするようなことはあるのでしょうか?」という問いに対して、
「頭髪の指通りや櫛通りをよくし、髪の傷みを防止するほか、
さらっとした感触の頭髪に整える効果」を与えることが目的で配合されており、「シリコンが詰まって毛髪の生育を妨げたり、髪を細くし、抜け毛になるという事は考えにくく、シリコン配合が悪いということではございません」とのことです。
「また、資生堂では、従来よりお客さまに私たちの製品を安心してお使いいただけるよう、常に安全性の確保に心がけております。」
というのは、使用後の頭皮・頭髪トラブルがないことも含めて「安全性」と言っているのですね。
その点に関して、私は資生堂に同意します。
製品の安全性は一番最初に確保されて当然なのです。
よく「大手メーカーは利益第一、売れればそれでよくて消費者のことは考えていない」と言われたりしますがそれは違います。
私たちは、売れていても使い勝手が悪かったり使っていてトラブルが発生するようなものを繰り返し使いたいと思うでしょうか?思いませんよね。できればトラブルの起こらない、便利なものを使いたいと思うはずです。
そういう消費者心理をメーカー側も心得ています。
つまり、利益第一であるということは本来、消費者第一であることと同じなのです。
それを忘れ、利益のみを追求して安全管理を怠ったメーカーの末路は、事故米や偽装表示の例からも明らかではないでしょうか。
人為的なトラブルや、製品中の成分に新たに毒性が見つかった場合など、公表せずに意図的に隠せばそれが明るみに出たとき消費者の不信を買うに決まっています。しかも、不正はいつかは暴かれます。
そのとき、はたして企業は生き残れるでしょうか。
そこまで考えると、消費者第一こそが利益第一であり、生き残るための唯一の道なんじゃないかなあ?と思うのですよね。
ただ、もっとわかりやすい安全性情報が簡単に手に入ったらいいのに、とは思います。
電子トリートメントの件
最後に電子トリートメントの件ですが、よくわかりません。
普通のトリートメントに毛が生えた程度に安ければ別ですが、高いのであればちょっと・・・と感じます。
仮にシリコーンとともにキューティクルの一部が剥落したとしても、それよりも櫛通りが滑らかでないのに無理に梳かすほうが髪を傷めます。
たとえばブリーチでなくとも、カラーリングをするだけでキューティクル表面の脂質が失われることがあるそうです。
http://www.kao.com/jp/haircare/structure_02.html
>カラーにしても、そもそも傷んでいないので効果がなくなる、手触りが悪くなるという事はありません。
という書き方は誤解を与えるような気がします。
カラーリングはそもそも毛髪を傷めるものですが、それでも行うのは「見た目を良くするため」ですよね。
シリコーンが人工的で良くないのならば染髪も人工的で良くないのでは?と思うのですよね、私は。
>その他紫外線、ドライヤーの熱、水道水の塩素など、髪に悪い影響を及ぼす原因
紫外線や熱によって髪が傷むことがあるのは事実です。
いちおう髪の毛はタンパク質でできているので熱にも紫外線にもよわいです。
しかし、水道水の塩素なんかは無視していいでしょう。
週に1回プールで泳いでいてもそう簡単には髪は傷みません。
また、髪はドライヤーでちゃんと乾かした方がいいですよ。その場合、温風が嫌ならば冷風でもいいです。
髪が乾ききるときにクセがつくので変なクセをつけないように、あるいは別の言い方をすると「自分の好きなクセをつけるために」髪はきちんと乾かしましょう。
自然乾燥にしていると必要な水分まで蒸発させてしまうことがあるので要注意です。
http://www.kao.com/jp/haircare/care_04.html
気になったところは以上で、電子トリートメントの効果に関してはよくわからないのでコメントは控えたいです。
普通のトリートメントに毛が生えた程度に安ければ別ですが、高いのであればちょっと・・・と感じます。
仮にシリコーンとともにキューティクルの一部が剥落したとしても、それよりも櫛通りが滑らかでないのに無理に梳かすほうが髪を傷めます。
たとえばブリーチでなくとも、カラーリングをするだけでキューティクル表面の脂質が失われることがあるそうです。
http://www.kao.com/jp/haircare/structure_02.html
>カラーにしても、そもそも傷んでいないので効果がなくなる、手触りが悪くなるという事はありません。
という書き方は誤解を与えるような気がします。
カラーリングはそもそも毛髪を傷めるものですが、それでも行うのは「見た目を良くするため」ですよね。
シリコーンが人工的で良くないのならば染髪も人工的で良くないのでは?と思うのですよね、私は。
>その他紫外線、ドライヤーの熱、水道水の塩素など、髪に悪い影響を及ぼす原因
紫外線や熱によって髪が傷むことがあるのは事実です。
いちおう髪の毛はタンパク質でできているので熱にも紫外線にもよわいです。
しかし、水道水の塩素なんかは無視していいでしょう。
週に1回プールで泳いでいてもそう簡単には髪は傷みません。
また、髪はドライヤーでちゃんと乾かした方がいいですよ。その場合、温風が嫌ならば冷風でもいいです。
髪が乾ききるときにクセがつくので変なクセをつけないように、あるいは別の言い方をすると「自分の好きなクセをつけるために」髪はきちんと乾かしましょう。
自然乾燥にしていると必要な水分まで蒸発させてしまうことがあるので要注意です。
http://www.kao.com/jp/haircare/care_04.html
気になったところは以上で、電子トリートメントの効果に関してはよくわからないのでコメントは控えたいです。
ありがとうございます!
化学的な理論がたくさんありすぎて、訳がわからなくなってきていた所、丁寧な返答を頂きましてありがとうございました。
学生時代から、亀の子模様(化学式)が大嫌いで・・・・でも、理解しないと安全性が・・・と
思っていましたが、わざわざメーカーまでお問い合わせ下さり、本当に感謝いたします。
また、分からない点がありましたらお願いします。
学生時代から、亀の子模様(化学式)が大嫌いで・・・・でも、理解しないと安全性が・・・と
思っていましたが、わざわざメーカーまでお問い合わせ下さり、本当に感謝いたします。
また、分からない点がありましたらお願いします。
ゆきさんへ
長くてわかりづらいかな?と考えていたので、そういってもらえると嬉しいです。
最後に、大きな前提として、肌や髪の状態が人それぞれである以上は「万人が満足して使えるシャンプや化粧品」はないです。
ただ、シャンプーやボディーソープは体を洗うもの、化粧品は綺麗になるためのものです。合わないものを無理して使い続けるメリットはありません。
「自分に合うものを使う」、ただそれだけを気にすればよいのだと思います。
最後に、大きな前提として、肌や髪の状態が人それぞれである以上は「万人が満足して使えるシャンプや化粧品」はないです。
ただ、シャンプーやボディーソープは体を洗うもの、化粧品は綺麗になるためのものです。合わないものを無理して使い続けるメリットはありません。
「自分に合うものを使う」、ただそれだけを気にすればよいのだと思います。
NEW
市場には様々な種類のシャンプーが出回っていますが、皆さんはひとつのシャンプーをどのくらい長い期間、使い続けたことがありますか?おそらく、それほど長く使った経験はないのではないでしょうか?その理由として「シャンプーが新発売されるとそちらに切り替えてしまう」「現在のシャンプーに満足していない(フケ・かゆみ・パサつきを感じる)」などがあると思います。しかし、それでいいのでしょうか?
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正しいシャンプーの選び方
●自分の髪質から判断する(ドライ・オイリー・ノーマル)
●配合成分に注意する
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頭皮も顔の皮膚とつながっていますから、顔と同じように気をつけてあげなければいけません。中でも一番怖いのは、界面活性剤です。
【界面活性剤とは】
乳化・気泡洗浄・殺菌・帯電防止・柔軟・溶解・浸透などの作用を持ち、たとえば洗浄料(洗顔・シャンプー・洗剤)などには必ず配合されています。界面活性剤には安全性の高いものと石油系のものがあり、ほとんどのシャンプーには石油系の界面活性剤が配合されています。
では、石油系の界面活性剤とはどのようなものでしょうか?それには3つの作用があります。
●浸透作用…脂質分を溶かし、皮膚細胞内へ入り込む
●タンパク質変性作用…皮膚細胞を傷つけ、アレルゲン(異物)と判断され、アレルギーを起こす
●残留性・非分解性…成分が残留し、頭皮のフケ・かゆみ・抜け毛などあらゆる皮膚障害を起こす
こんな作用を持つ界面活性剤が配合されている商品には、成分表示に「石油系界面活性剤」と記載されているわけではありません。成分名を見て判断するのは難しいと思います。
それともう一点、皆様にお伝えしたいことがあります。
シャンプーした後にすすいでも香りが残るのはなぜでしょうか?灯油で洗えば頭皮にヌルヌルが残るように、合成香料(香油)が入っているシャンプーで洗えばすすいでも香りが残ります。それが、頭皮・毛髪に残り、かゆみやお肌のトラブルにつながります。そして商品には「香料」との記載があっても、天然のものを使っているのか香油を使っているのかわかりません。天然の香りであれば、すすいだ後に香りは残りにくいでしょう。
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正しいシャンプーの選び方
●自分の髪質から判断する(ドライ・オイリー・ノーマル)
●配合成分に注意する
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頭皮も顔の皮膚とつながっていますから、顔と同じように気をつけてあげなければいけません。中でも一番怖いのは、界面活性剤です。
【界面活性剤とは】
乳化・気泡洗浄・殺菌・帯電防止・柔軟・溶解・浸透などの作用を持ち、たとえば洗浄料(洗顔・シャンプー・洗剤)などには必ず配合されています。界面活性剤には安全性の高いものと石油系のものがあり、ほとんどのシャンプーには石油系の界面活性剤が配合されています。
では、石油系の界面活性剤とはどのようなものでしょうか?それには3つの作用があります。
●浸透作用…脂質分を溶かし、皮膚細胞内へ入り込む
●タンパク質変性作用…皮膚細胞を傷つけ、アレルゲン(異物)と判断され、アレルギーを起こす
●残留性・非分解性…成分が残留し、頭皮のフケ・かゆみ・抜け毛などあらゆる皮膚障害を起こす
こんな作用を持つ界面活性剤が配合されている商品には、成分表示に「石油系界面活性剤」と記載されているわけではありません。成分名を見て判断するのは難しいと思います。
それともう一点、皆様にお伝えしたいことがあります。
シャンプーした後にすすいでも香りが残るのはなぜでしょうか?灯油で洗えば頭皮にヌルヌルが残るように、合成香料(香油)が入っているシャンプーで洗えばすすいでも香りが残ります。それが、頭皮・毛髪に残り、かゆみやお肌のトラブルにつながります。そして商品には「香料」との記載があっても、天然のものを使っているのか香油を使っているのかわかりません。天然の香りであれば、すすいだ後に香りは残りにくいでしょう。
NEW
↑あるメーカーのコメントです。
どう思われますか?
Q1・天然成分は香りが残らない?
http://www.adjuvant.co.jp/doctor/volume.php?id=9
Q2・タンパク質変性って?
http://www.adjuvant.co.jp/repla/tan.html
教えて下さい。
どう思われますか?
Q1・天然成分は香りが残らない?
http://www.adjuvant.co.jp/doctor/volume.php?id=9
Q2・タンパク質変性って?
http://www.adjuvant.co.jp/repla/tan.html
教えて下さい。
無題
取り急ぎ。
同じラウリル硫酸ナトリウムでも、石油原料のものもあれば植物原料のものもあります。特に、最近では石油原料のものが忌避される傾向にあることから、植物原料のものが増えています。
ワセリンなど石油原料から得られるものもありますが、成分の安全性に関しては「成分そのものの性質」と「精製度」がもっとも大事です。
石油原料に関しては以前にエントリを書いたので参考にしていただけると幸いです。
化粧品原料に関しては資生堂の精製技術は素晴らしいと思います。
http://kuroha.blog.shinobi.jp/Entry/105/
基本的に、界面活性剤の性質は原料よりもその構造に左右されます。
これは界面活性剤、というか化学物質について勉強したことがある人にとっては常識の範囲です。
また、石鹸成分でも浸透作用、タンパク質変性作用、残留性などはありますし、洗浄成分なら強さに差はあるものの、こういう性質は持っています(一般的に、洗浄作用の強いものは刺激性も強いと言われています)。
一つだけ言えるのは「石油系界面活性剤は悪い」とひとくくりに言ってしまえる人は界面活性剤について大雑把にしか知らないだろう、ということです。
生物研究でも石油原料からできている界面活性剤は何種類か使用しますが、構造によって性質は異なります。たとえばタンパク質の構造を壊さずに水に溶けやすくする性質を持つものもあります(可溶化作用)。
「石油系界面活性剤だから悪い」と言ってる人は「私は(有機)化学に詳しくない」と言ってる人だと私は思っています。
また、界面活性剤の話をしていたのに香料の話をする意味がわかりませんが、界面活性剤には匂いがありません。少なくともシャンプーのような匂いはしません。
すみません、ご質問についてはURL先を見てから返答しますね。
ちなみに、私は一つのシャンプーを長いこと使っています。
高校生までは8年間、水分ヘアパックを使っていましたし、今はこういう記事を書いているのでいろいろなシャンプーを試していますが、個人的にはアジエンスが合うのでここ3年ほどはアジエンスをメインに使っています。
無添加志向の人に比較的好評ないち髪は優しすぎて私には合いません。
同じラウリル硫酸ナトリウムでも、石油原料のものもあれば植物原料のものもあります。特に、最近では石油原料のものが忌避される傾向にあることから、植物原料のものが増えています。
ワセリンなど石油原料から得られるものもありますが、成分の安全性に関しては「成分そのものの性質」と「精製度」がもっとも大事です。
石油原料に関しては以前にエントリを書いたので参考にしていただけると幸いです。
化粧品原料に関しては資生堂の精製技術は素晴らしいと思います。
http://kuroha.blog.shinobi.jp/Entry/105/
基本的に、界面活性剤の性質は原料よりもその構造に左右されます。
これは界面活性剤、というか化学物質について勉強したことがある人にとっては常識の範囲です。
また、石鹸成分でも浸透作用、タンパク質変性作用、残留性などはありますし、洗浄成分なら強さに差はあるものの、こういう性質は持っています(一般的に、洗浄作用の強いものは刺激性も強いと言われています)。
一つだけ言えるのは「石油系界面活性剤は悪い」とひとくくりに言ってしまえる人は界面活性剤について大雑把にしか知らないだろう、ということです。
生物研究でも石油原料からできている界面活性剤は何種類か使用しますが、構造によって性質は異なります。たとえばタンパク質の構造を壊さずに水に溶けやすくする性質を持つものもあります(可溶化作用)。
「石油系界面活性剤だから悪い」と言ってる人は「私は(有機)化学に詳しくない」と言ってる人だと私は思っています。
また、界面活性剤の話をしていたのに香料の話をする意味がわかりませんが、界面活性剤には匂いがありません。少なくともシャンプーのような匂いはしません。
すみません、ご質問についてはURL先を見てから返答しますね。
ちなみに、私は一つのシャンプーを長いこと使っています。
高校生までは8年間、水分ヘアパックを使っていましたし、今はこういう記事を書いているのでいろいろなシャンプーを試していますが、個人的にはアジエンスが合うのでここ3年ほどはアジエンスをメインに使っています。
無添加志向の人に比較的好評ないち髪は優しすぎて私には合いません。
早速のご返答ありがとうございます。
特に分からなかったのが、香りの件です。
天然系のものだとシャンプーをしたあと髪の毛に香りがあまり残らないとの言い分で書かれてますが、何故天然は残らないのでしょうか?
それが、よく意味がわかりません。
あと、タンパク質変性の欄で「しろみに混ぜても濁らない。」とうたっているのですが、意味がわかりませんでした。しろみは混ぜれば、白く濁ってくるとおもうのですが・・・???
天然系のものだとシャンプーをしたあと髪の毛に香りがあまり残らないとの言い分で書かれてますが、何故天然は残らないのでしょうか?
それが、よく意味がわかりません。
あと、タンパク質変性の欄で「しろみに混ぜても濁らない。」とうたっているのですが、意味がわかりませんでした。しろみは混ぜれば、白く濁ってくるとおもうのですが・・・???
ゆきさんへ
お待たせして申し訳ありません。
リンク先を読んでいました。
まず初めに一つだけ。
あまり言いたくないですが、「医学博士」という肩書を前面に押してくる企業は要注意です。そんなことを言うのなら大手企業には薬学、工学、農学博士がたくさんいます。でも宣伝には使いませんよね。製品の有用性と肩書は関係ないからです。
さて、「天然成分は髪に残りにくいというのは本当か?」ということですが、よくわかりません。香料についてはあまり調べたことがないので明確にこれだ、と答えられません。
しかし、一つ考えられるのは、合成香料は精製して使っているので成分として安定していますが、天然のものは油じゃなかったり(水に溶けやすい)、空気中で酸化されて香りを発さなくなったりするのではないかと思います。それだけじゃないかもしれませんが、そもそも化粧品を含めて大手企業の作るものは「製品の劣化が起こりにくい」です。
ああ、ベルガモット油なのですね。
紅茶のアールグレイにも含まれる柑橘系由来の成分ですが、香水などではトップ(初めに香って消えていく成分)で配合されていますね。持続性はあまり高くないのではないでしょうか。
あえて貼りませんが、Wikipediaでベルガモットを調べてみるのも良いかもしれません。
おそらく書き手は合成香料が残る、だから界面活性剤も残る、と言いたいのでしょうが、それはまた別の問題です。ただし、前回にも書きましたが、洗浄力の強さと皮膚への刺激性はある程度比例するようです。残るかどうかは別ですが、残ったものを中和するためにリンスやトリートメントをしているので問題はないと思われます。
次にタンパク質の変性についてですが、卵の白身はタンパク質なのはご存知かと思います。
卵の白身は茹でると白くなりますよね。
あれは、熱を加えることによってタンパク質が変性してあのようになるのです。熱以外にもたとえば酸やアルカリでもタンパク質は変性します。卵を殻ごとお酢に漬けておくと殻が溶けて、白身の部分もゴムまりのように変質しますね。
タンパク質の構造によって性質は違うのですが、髪に含まれるタンパク質は弱酸性のときにもっとも安定しています。
普通のシャンプーやアジュバンのシャンプーは弱酸性で髪と同じようなpHになっています。
さて、例のページですがここで二つのことが考えられます。
1.アジュバンのシャンプーは遊離のタンパク質すら除去できないのか
仮に髪の毛に卵白をかけた場合、卵白を除去することすらできないのでしょうか。それはなんとも優しいですね。ただし洗浄剤としてはやや問題ではないでしょうか。
2.加えたシャンプーの量や色の問題
アジュバンのシャンプーは「透明」です。しかし、市販のシャンプーは石鹸シャンプー以外は濁っています。さて、透明な卵白に濁ったシャンプーを「泡立たないように」加えたらやはり濁るのではないでしょうか。少しかきまぜたらもやもやするのではないでしょうか。
それとは別に、石鹸シャンプーの場合はアルカリ性なのでタンパク質を変性させてしまうかもしれません。でも、石鹸シャンプーで髪がダメになった人は多いでしょうか?もちろん合わない人もいますが、健康な頭皮・毛髪の人は石鹸でも「なんともない」ですよね?
シャンプーで髪が傷んでしまう人は、触るのもためらわれるほど髪が傷んでる人ではないでしょうか。そういう人は酷なようですが、皮膚科に行くことをおすすめします。
また、見た目では何とも言えませんがシャンプーをどれだけ入れているのかわかりませんし、写真がボケすぎです。
ただし、見たところアジュバンの成分はやさしめの成分ばかりなので悪くないと思います。そんなに糖を入れる必要があるのか、とは思いますが、他社製品を貶める点で個人的にはマイナスです。
http://item.rakuten.co.jp/r-bnw/aj5/
リンク先を読んでいました。
まず初めに一つだけ。
あまり言いたくないですが、「医学博士」という肩書を前面に押してくる企業は要注意です。そんなことを言うのなら大手企業には薬学、工学、農学博士がたくさんいます。でも宣伝には使いませんよね。製品の有用性と肩書は関係ないからです。
さて、「天然成分は髪に残りにくいというのは本当か?」ということですが、よくわかりません。香料についてはあまり調べたことがないので明確にこれだ、と答えられません。
しかし、一つ考えられるのは、合成香料は精製して使っているので成分として安定していますが、天然のものは油じゃなかったり(水に溶けやすい)、空気中で酸化されて香りを発さなくなったりするのではないかと思います。それだけじゃないかもしれませんが、そもそも化粧品を含めて大手企業の作るものは「製品の劣化が起こりにくい」です。
ああ、ベルガモット油なのですね。
紅茶のアールグレイにも含まれる柑橘系由来の成分ですが、香水などではトップ(初めに香って消えていく成分)で配合されていますね。持続性はあまり高くないのではないでしょうか。
あえて貼りませんが、Wikipediaでベルガモットを調べてみるのも良いかもしれません。
おそらく書き手は合成香料が残る、だから界面活性剤も残る、と言いたいのでしょうが、それはまた別の問題です。ただし、前回にも書きましたが、洗浄力の強さと皮膚への刺激性はある程度比例するようです。残るかどうかは別ですが、残ったものを中和するためにリンスやトリートメントをしているので問題はないと思われます。
次にタンパク質の変性についてですが、卵の白身はタンパク質なのはご存知かと思います。
卵の白身は茹でると白くなりますよね。
あれは、熱を加えることによってタンパク質が変性してあのようになるのです。熱以外にもたとえば酸やアルカリでもタンパク質は変性します。卵を殻ごとお酢に漬けておくと殻が溶けて、白身の部分もゴムまりのように変質しますね。
タンパク質の構造によって性質は違うのですが、髪に含まれるタンパク質は弱酸性のときにもっとも安定しています。
普通のシャンプーやアジュバンのシャンプーは弱酸性で髪と同じようなpHになっています。
さて、例のページですがここで二つのことが考えられます。
1.アジュバンのシャンプーは遊離のタンパク質すら除去できないのか
仮に髪の毛に卵白をかけた場合、卵白を除去することすらできないのでしょうか。それはなんとも優しいですね。ただし洗浄剤としてはやや問題ではないでしょうか。
2.加えたシャンプーの量や色の問題
アジュバンのシャンプーは「透明」です。しかし、市販のシャンプーは石鹸シャンプー以外は濁っています。さて、透明な卵白に濁ったシャンプーを「泡立たないように」加えたらやはり濁るのではないでしょうか。少しかきまぜたらもやもやするのではないでしょうか。
それとは別に、石鹸シャンプーの場合はアルカリ性なのでタンパク質を変性させてしまうかもしれません。でも、石鹸シャンプーで髪がダメになった人は多いでしょうか?もちろん合わない人もいますが、健康な頭皮・毛髪の人は石鹸でも「なんともない」ですよね?
シャンプーで髪が傷んでしまう人は、触るのもためらわれるほど髪が傷んでる人ではないでしょうか。そういう人は酷なようですが、皮膚科に行くことをおすすめします。
また、見た目では何とも言えませんがシャンプーをどれだけ入れているのかわかりませんし、写真がボケすぎです。
ただし、見たところアジュバンの成分はやさしめの成分ばかりなので悪くないと思います。そんなに糖を入れる必要があるのか、とは思いますが、他社製品を貶める点で個人的にはマイナスです。
http://item.rakuten.co.jp/r-bnw/aj5/
たびたび、ありがとうございます。
勉強になります。
最近、オーガニックの物も多く(オーガニックのほとんどが、香りが残るので・・)天然系なのか疑問に思っていたので・・・。
あと、アジュバンの卵の件、「髪の毛に卵白をかけた場合、卵白を除去することすらできない」・・・納得です。
見方が違うだけで、面白いですね。
また、何かありましたらお願いしま~す。
最近、オーガニックの物も多く(オーガニックのほとんどが、香りが残るので・・)天然系なのか疑問に思っていたので・・・。
あと、アジュバンの卵の件、「髪の毛に卵白をかけた場合、卵白を除去することすらできない」・・・納得です。
見方が違うだけで、面白いですね。
また、何かありましたらお願いしま~す。
いつもお世話になっております(笑)
すいません。また質問です。
今回は界面活性剤についてなんですけど・・・・。
界面活性剤にあるアニオンやカチオン等々の違いは、陰イオン(-)や陽イオン(+)がついている・・・うんぬん・・・かんぬん・・・は、わかるんですが、そもそも-+の働きは何か意味あるんですか?
あと、毛髪は+と-のイオンをもっている(濡らすと-イオンになる?傷んでると-イオンになる?)とありますが、本当ですか?
ならば、頭皮は+ですか?-ですか?
(乾いている時は+?濡れていると-?)
教えて下さい。
今回は界面活性剤についてなんですけど・・・・。
界面活性剤にあるアニオンやカチオン等々の違いは、陰イオン(-)や陽イオン(+)がついている・・・うんぬん・・・かんぬん・・・は、わかるんですが、そもそも-+の働きは何か意味あるんですか?
あと、毛髪は+と-のイオンをもっている(濡らすと-イオンになる?傷んでると-イオンになる?)とありますが、本当ですか?
ならば、頭皮は+ですか?-ですか?
(乾いている時は+?濡れていると-?)
教えて下さい。
またまた、質問ですいません。
http://m3p3.com/index.html
電子トリートメントって何なんですか?
髪の毛に+-イオンがある・・・??
今までのトリートメントは意味が内様な事が書いてますけど・・・・理屈がわかりません。
電子トリートメントって何なんですか?
髪の毛に+-イオンがある・・・??
今までのトリートメントは意味が内様な事が書いてますけど・・・・理屈がわかりません。
ゆきさんへ
私的な理由で返事が遅れてしまいました。ごめんなさい。
界面活性剤の性質の違いについては以下のページがわかりやすいのではないかと思います。
http://www.jp-surfactant.jp/surfactant/kind.html
http://jsda.org/w/06_clage/4clean_190_k.html
一つ言えることは「アニオンだから」とか「両性だから」という風に簡単に分けられないということです。
ベタイン型が刺激が弱い、とか、第4級アンモニウム塩型は殺菌剤として良く使われている(オスバンは陽イオン界面活性剤です)、とか、ある程度の特徴はあっても、そういう違いだけで「洗浄力」を比較することは難しいです。
さて、髪の毛はイオンなのか?
上に挙げたURLの説明は「水に溶けたとき」で始まっていることに気付いたでしょうか。イオンは水に溶けているときに電子的にもっとも安定する状態です。
髪の毛も「水に濡れたとき」に一部がイオン化することがあります。
髪の毛の等電点は弱酸性と言われており、だいたいpH4~6の間だそうです。弱酸性のときはあまりイオン化しなくても安定していられるわけです。
では中性~アルカリ性になったときはどうでしょうか。
陽イオンが遊離して全体的にマイナスの電荷を帯びるようになります。
反対に酸性が強くなるとプラスに傾きます。
磁石を思い出してもらうとわかりやすいと思うのですが、S極とS極を近づけると反発しますよね。同じように、髪に適したpHじゃないときには髪はごわごわしたりふわふわ(ふんわりではなくて)したりするのではないかと思います。
このように、等電点からあまり離れない方が髪には優しいと言えます。
しかし、髪を洗う時間などはごく短いのであまり気にしなくても良いでしょう。
同様に頭皮(皮膚)は、皮脂(脂肪酸)によって弱酸性が保たれていますし常在菌との兼ね合いもあるのでちょっと事情は異なりますが、弱酸性のときがもっとも安定していると言えます。
界面活性剤の性質の違いについては以下のページがわかりやすいのではないかと思います。
http://www.jp-surfactant.jp/surfactant/kind.html
http://jsda.org/w/06_clage/4clean_190_k.html
一つ言えることは「アニオンだから」とか「両性だから」という風に簡単に分けられないということです。
ベタイン型が刺激が弱い、とか、第4級アンモニウム塩型は殺菌剤として良く使われている(オスバンは陽イオン界面活性剤です)、とか、ある程度の特徴はあっても、そういう違いだけで「洗浄力」を比較することは難しいです。
さて、髪の毛はイオンなのか?
上に挙げたURLの説明は「水に溶けたとき」で始まっていることに気付いたでしょうか。イオンは水に溶けているときに電子的にもっとも安定する状態です。
髪の毛も「水に濡れたとき」に一部がイオン化することがあります。
髪の毛の等電点は弱酸性と言われており、だいたいpH4~6の間だそうです。弱酸性のときはあまりイオン化しなくても安定していられるわけです。
では中性~アルカリ性になったときはどうでしょうか。
陽イオンが遊離して全体的にマイナスの電荷を帯びるようになります。
反対に酸性が強くなるとプラスに傾きます。
磁石を思い出してもらうとわかりやすいと思うのですが、S極とS極を近づけると反発しますよね。同じように、髪に適したpHじゃないときには髪はごわごわしたりふわふわ(ふんわりではなくて)したりするのではないかと思います。
このように、等電点からあまり離れない方が髪には優しいと言えます。
しかし、髪を洗う時間などはごく短いのであまり気にしなくても良いでしょう。
同様に頭皮(皮膚)は、皮脂(脂肪酸)によって弱酸性が保たれていますし常在菌との兼ね合いもあるのでちょっと事情は異なりますが、弱酸性のときがもっとも安定していると言えます。
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