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日常に潜む疑似科学的なことをメインに食指の動く方にのらりくらりと書いていく雑記です。
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ああああ消しちゃったーorz

このエントリは界面活性剤のcmc(臨界ミセル濃度)について書く予定です。
以下ちょっと復元。


cmc(臨界ミセル濃度)とは界面活性剤が水溶液中においてミセルを形成する最低限の濃度のことです。臨界ミセル濃度は界面活性剤の種類によって大きく異なりますが、界面活性剤がその機能を発揮するための最低濃度でもあります。この値が小さいほど界面活性剤としての能力は強くなります。

【陰イオン性界面活性剤】
一般的に洗浄成分として用いられる

ラウリル硫酸ナトリウム(SLS、SDS):8.5 mM、0.245%
皮膚(粘膜)刺激性あり。発がん性なし。タンパク変成作用。
タンパク質1 gに対して1.4 gの割合で結合してタンパク質を完全に変性させる。
主に生化学実験に用いられる。
10℃以下ではミセル形成能を失う。
 
2-スルホヘキサデカン酸 1-メチルエステル ナトリウム塩:0.73 mM、0.027%
モルモットおよびラットにおいて皮膚刺激性が確認されている。生殖発生毒性・遺伝毒性試験それぞれ陰性。

ステアリン酸ナトリウム:0.49 mM、0.015%(参考:石けん学のすすめ
石鹸の主成分。
ミリスチン酸Na塩0.181% 250.4M(参考:同上)
【陽イオン性界面活性剤】
塩化ベンザルコニウム(オスバン):ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、2.8 mM、
逆性石鹸、殺菌作用
【別記事予定】石鹸と合成洗剤の違い
・pH:洗濯洗剤は双方ともアルカリ性、シャンプーおよびボディソープは石鹸がアルカリ性で合成洗剤が弱酸性および中性
・ミネラルの影響:石鹸は硬水では石鹸カスを作る。一般的に硬度100以下(快適に使うには50以下)が望ましい。合成洗剤はミネラルの影響を受けない。
・刺激性:石鹸は低刺激、低アレルギー、合成洗剤は種類によって異なるが刺激性があり、アレルギーを惹起するものがある。
・液性とpHの関係:石鹸はアルカリ性でその能力を発揮し、中性以下になるとその能力が失われる(脂肪酸塩、石鹸カスになる)。
・温度:一般的に界面活性剤は石鹸も含めて温度が上昇すると溶解度が高くなり反応性が高くなる。


HLB価とは?=界面活性剤の親水性(基)と疎水性(基)の比率(バランス)のこと、たぶん。

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