最近の話なのですが、再現性が取れないんです、と後輩と学生さんから相談されてそれぞれ違うアドバイスをしたので参考までに書いておきます。
別に9割方完成していた記事を消しちゃったからその代わりなわけじゃないです。
めちゃめちゃ筆が乗ってた時にバッテリーが切れて「あ。」とかそんなんじゃないです。
後輩くんの場合。
私の研究を引き継いでもらいました。
後輩くん「先輩の実験の再現性が取れないんです。僕の操作が悪いんでしょうか。こういう結果が出るのはなんでなんでしょう?」
「(知らんがなw) うーん、とりあえず試料を取ってきた株が正しいかを確認してみるべきかな。プライマーとかあるはずだからPCRで良いと思うよ」
後輩くん「先生たちにも『とりあえず株が正しいかチェックしなさい』と言われました」
「うんうんそうだろう。君の場合、私のデータと矛盾する結果が出てるんだけど、いちおう君の実験単独では再現性が取れてるわけだから操作がまずいっていうのはないと思う。それでもなんで先生が『とりあえず株が正しいか……』って言ったか、わかるかな?」
後輩くん「それは……先輩の実験操作の方が信頼できるから、ですか……?」
「いやいや違う違う。私は実験結果を4つ出したけど、それぞれの結果は矛盾しないし私(たち)の立てた仮説とも整合性が取れる。それに過去の論文や報告とも矛盾しないんだよ。だけど、君の出した2つの結果は一部が矛盾するだけでなく、私の結果を含む過去の知見とも矛盾してしまうんだよ。だから、とりあえず『君の出したデータが間違っている可能性を排除しましょう』という意味で株をチェックしよう、という話になるんだよ」
「それでも株が正しければおそらく君の操作に問題はないだろうから、君の結果は正しいんだと思う。だから、私の実験を含めた過去の知見と整合性が取れなくても君の出した結果はおそらく事実なんだろうから、そのときはどういう仮説が成り立つか考えよう」
「あ、でもその試料の取り方が私と違うから、念のために遠心でのWashの回数を1回から3回にしてみてね」
学生さんの場合。
修論の書き方がわからないと言われました。
大丈夫か、あと1か月しかないぞ!
学生さん「先生に修論をどうまとめるか簡単に書きだしなさいって言われたんですけど、考察のところをどう書いたらいいんでしょう」
「(これはまたあっさり投げたなw)今までにいくつか実験してるよね。とりあえずそれぞれの結果について言えることを過去の研究や論文を引用していいから説明してみる。その後にそれぞれの個別の考察をまとめたら何が言えるかを考えてみる。だから実は緒論なんかは最後でもいい」
学生さん「そうなんですけど、どういう順番で説明したらいいか……実験した順番じゃないんですよね」
「そうだね。相手に理解してもらうのが大事だから『どの順番なら伝えやすいか』を考えてみよう。その順番が実験順だったらそれでも良いのだけど、以前に『実験順に説明しても聴いてる方はわからない』と指摘されたよね」
学生さん「そうなんです。だからどうまとめていいか」
「あなたが修論でどういう結論を述べたいか、によるかな。たとえば卒論では、in vitroにおいてXという酵素はA、B、C、Dという(共通のドメインを持つ)酵素の活性を阻害するけれど『in vivoではAという酵素の活性のみ阻害している』という結論だったよね。今あるデータで、AとCの関連性の話をしたいのか、それともXの話をしたいのかによっても並べ方は変わってくるよ」
学生さん「ええと……、XがAだけじゃなくて、in vivoでもA~Dすべての活性阻害に関わってる、と言いたい、らしいです(←先生が言ってるからまだよく理解できていない)」
「うんうんなるほど。そうしたらまずA~Dの働きや欠損株でどのような形態になるかを説明して、その後でXを欠損させたり過剰発現したときの話をする。卒論のときとどう違うのかをさらに説明する、で良いんじゃないかな」
学生さん「あと、先輩方の研究を載せてもいいというので、これとこれとこれも足したいんですけど、並べ方もわからないしO先輩のデータの再現性が取れないんです」
(データの確認)
「Oくんの結果と矛盾するけど、3種類の株で同じ結果が出てるしあなたの結果は正しいような気がする……」
「Aには厳密に言うと二つの異なる働きがあるって論文をこの前投稿したよね?Hさんのデータとあなたの仮説を合わせるとあなたの結果の方が整合性が取れる、気がする。……うん、今までの知見とも合うし、Oくんの結果はあのときはあれで正しいようにみえたけどここまでデータが出てくるとあなたの結果の方が正しいんじゃないかな。あなたの方がいろいろ試してみてるんだし」
学生さん「うー……たぶん、ちょっとわかってきたような気がします。また相談してもいいですか?」
「あ、はい。あんまり参考にはならないかもしれないけどいつでも相談してください」
ちなみに私の場合。
先輩の再現性確認実験を行って、10のうち1つが再現性が取れなくてものすっごくいろんな方法で再現性を取ろうとして結局「先輩の方が間違ってるね」で落ち着きました。
矛盾する結果を覆すためには、その結果が出た実験以外にもいろいろ試す必要があります。
同じ実験をしただけではどちらが正しいのか判断しようがありませんよね?
私の場合はとある欠損株でとある酵素の局在を調べていたのですが、
・抗体で検出して蛍光顕微鏡観察
という実験以外にも
・細胞表層と上清の酵素の存在量確認(Western)
・転写量の比較(Northern)
などを行いました。
そこまでしてようやく納得してもらえました。
すべてに共通することは、判断するのは私や彼らですが、その判断の基準は私や彼らの外側にあるということです。
たとえば後輩くんの例。
私の出した結果ですが、その判断の根拠は「私の実験操作が信頼できるから」とか「私が正しいと思うから」ではありません。判断の基準は「私」にはなくて、今までの研究や論文にあります。
基準が私にはないので私が判断してもそれが正しいかどうかを誰か(第三者)が判断することができます。
これは次の学生さんの例で確認できます。
学生さんとOくんのデータを第三者の私が確認しています。
ぶっちゃけて言うのなら私はOくんの方が優れた研究者だと思っています(ごめんなさい)。しかし学生さんの結果の方が正しいだろう、と私は判断しました。そう判断するための基準が私の中ではなくて外側にあるからです。彼らに対する私の評価とか仮説の好みとかはまったく関係ありません。おそらく学生さんがちゃんと理解してまとめて説明できればみんな学生さんの方が正しい(妥当な結果)だろうと言うと思います。
研究における科学的な手続きというのは、大雑把にいうとそんなものです。
分野によっても多少異なりますが、
1.自分の出したデータ内での整合性
2.過去の先輩のデータとの整合性
3.過去から現在まで蓄積された知見との整合性
は合わせる必要があります。
合わない場合は私が行ったように合わないことを証明する必要性が生じます。
たとえば、
「私が正しいと思うから正しいのだ」
「私がそういう結果を出した(そういう体験をした)から正しいのだ」
と言われた場合、それは確かに主観的には正しいのです。
「私」にとってはそれは「事実」なのです。
それは、科学の領域以外では十分に成り立ちます。
私もあなたも両方正しい、こういうことは十分に起こりうるのです。
ところが科学研究の場合はそれが成り立ちません。
「私」の外側にある基準に照らし合わせてみるとどうも整合性が取れない。そういう場合はどちらかが間違っています。
そしてたいていは「私」が間違っています。
だから「私」が間違っているかどうかの確認を研究者は真っ先に行います。
それをしないで「いや私は正しいんだ」という人は研究者としてどうだろう?と思うし、科学の名を汚すなと私は言います。
お前のやってることは科学じゃねーんだよ、と。
最後に今までの話を覆すようですが、特に研究が活発な分野では論文になっているからといって絶対正しいとは限らない、というのも頭の片隅に置いておくと考察の幅を狭めないかもしれません。
しかし、間違いを指摘する場合にも、その論文を間違いとする場合にはそれを上回るデータ、つまり証拠が必要である、というのは覚えておいてください。
しかも、間違いを指摘したのが間違いだった、と言う場合もなくはないので、ほとんどの場合は決定的な証拠が積み重なるまでは直接的な指摘は行われません。
だから面倒くさいのですけどね……。
あ、あと、学生さんにもっと役に立ちそうなアドバイスをすると、誰かに相談をするときは株のgenotypeや簡単なプロトコル、図や表など、とにかく資料はたくさん持っていきましょう。
二つ以上の遺伝子を潰すと、自分以外は図やgenotypeを見ないと株の素性を理解できないだろう、と考えておいてください。仮に先生や先輩や後輩が理解できていたとしても、卒論・修論発表、学会発表のときはそれをしなきゃいけないので普段からわかりやすさには留意しましょう。
また、理解している人同士でも資料があったほうが間違いや勘違いは減ります。
そのためにデータは常にまとめておきましょう。
別に9割方完成していた記事を消しちゃったからその代わりなわけじゃないです。
めちゃめちゃ筆が乗ってた時にバッテリーが切れて「あ。」とかそんなんじゃないです。
後輩くんの場合。
私の研究を引き継いでもらいました。
後輩くん「先輩の実験の再現性が取れないんです。僕の操作が悪いんでしょうか。こういう結果が出るのはなんでなんでしょう?」
「(知らんがなw) うーん、とりあえず試料を取ってきた株が正しいかを確認してみるべきかな。プライマーとかあるはずだからPCRで良いと思うよ」
後輩くん「先生たちにも『とりあえず株が正しいかチェックしなさい』と言われました」
「うんうんそうだろう。君の場合、私のデータと矛盾する結果が出てるんだけど、いちおう君の実験単独では再現性が取れてるわけだから操作がまずいっていうのはないと思う。それでもなんで先生が『とりあえず株が正しいか……』って言ったか、わかるかな?」
後輩くん「それは……先輩の実験操作の方が信頼できるから、ですか……?」
「いやいや違う違う。私は実験結果を4つ出したけど、それぞれの結果は矛盾しないし私(たち)の立てた仮説とも整合性が取れる。それに過去の論文や報告とも矛盾しないんだよ。だけど、君の出した2つの結果は一部が矛盾するだけでなく、私の結果を含む過去の知見とも矛盾してしまうんだよ。だから、とりあえず『君の出したデータが間違っている可能性を排除しましょう』という意味で株をチェックしよう、という話になるんだよ」
「それでも株が正しければおそらく君の操作に問題はないだろうから、君の結果は正しいんだと思う。だから、私の実験を含めた過去の知見と整合性が取れなくても君の出した結果はおそらく事実なんだろうから、そのときはどういう仮説が成り立つか考えよう」
「あ、でもその試料の取り方が私と違うから、念のために遠心でのWashの回数を1回から3回にしてみてね」
学生さんの場合。
修論の書き方がわからないと言われました。
大丈夫か、あと1か月しかないぞ!
学生さん「先生に修論をどうまとめるか簡単に書きだしなさいって言われたんですけど、考察のところをどう書いたらいいんでしょう」
「(これはまたあっさり投げたなw)今までにいくつか実験してるよね。とりあえずそれぞれの結果について言えることを過去の研究や論文を引用していいから説明してみる。その後にそれぞれの個別の考察をまとめたら何が言えるかを考えてみる。だから実は緒論なんかは最後でもいい」
学生さん「そうなんですけど、どういう順番で説明したらいいか……実験した順番じゃないんですよね」
「そうだね。相手に理解してもらうのが大事だから『どの順番なら伝えやすいか』を考えてみよう。その順番が実験順だったらそれでも良いのだけど、以前に『実験順に説明しても聴いてる方はわからない』と指摘されたよね」
学生さん「そうなんです。だからどうまとめていいか」
「あなたが修論でどういう結論を述べたいか、によるかな。たとえば卒論では、in vitroにおいてXという酵素はA、B、C、Dという(共通のドメインを持つ)酵素の活性を阻害するけれど『in vivoではAという酵素の活性のみ阻害している』という結論だったよね。今あるデータで、AとCの関連性の話をしたいのか、それともXの話をしたいのかによっても並べ方は変わってくるよ」
学生さん「ええと……、XがAだけじゃなくて、in vivoでもA~Dすべての活性阻害に関わってる、と言いたい、らしいです(←先生が言ってるからまだよく理解できていない)」
「うんうんなるほど。そうしたらまずA~Dの働きや欠損株でどのような形態になるかを説明して、その後でXを欠損させたり過剰発現したときの話をする。卒論のときとどう違うのかをさらに説明する、で良いんじゃないかな」
学生さん「あと、先輩方の研究を載せてもいいというので、これとこれとこれも足したいんですけど、並べ方もわからないしO先輩のデータの再現性が取れないんです」
(データの確認)
「Oくんの結果と矛盾するけど、3種類の株で同じ結果が出てるしあなたの結果は正しいような気がする……」
「Aには厳密に言うと二つの異なる働きがあるって論文をこの前投稿したよね?Hさんのデータとあなたの仮説を合わせるとあなたの結果の方が整合性が取れる、気がする。……うん、今までの知見とも合うし、Oくんの結果はあのときはあれで正しいようにみえたけどここまでデータが出てくるとあなたの結果の方が正しいんじゃないかな。あなたの方がいろいろ試してみてるんだし」
学生さん「うー……たぶん、ちょっとわかってきたような気がします。また相談してもいいですか?」
「あ、はい。あんまり参考にはならないかもしれないけどいつでも相談してください」
ちなみに私の場合。
先輩の再現性確認実験を行って、10のうち1つが再現性が取れなくてものすっごくいろんな方法で再現性を取ろうとして結局「先輩の方が間違ってるね」で落ち着きました。
矛盾する結果を覆すためには、その結果が出た実験以外にもいろいろ試す必要があります。
同じ実験をしただけではどちらが正しいのか判断しようがありませんよね?
私の場合はとある欠損株でとある酵素の局在を調べていたのですが、
・抗体で検出して蛍光顕微鏡観察
という実験以外にも
・細胞表層と上清の酵素の存在量確認(Western)
・転写量の比較(Northern)
などを行いました。
そこまでしてようやく納得してもらえました。
すべてに共通することは、判断するのは私や彼らですが、その判断の基準は私や彼らの外側にあるということです。
たとえば後輩くんの例。
私の出した結果ですが、その判断の根拠は「私の実験操作が信頼できるから」とか「私が正しいと思うから」ではありません。判断の基準は「私」にはなくて、今までの研究や論文にあります。
基準が私にはないので私が判断してもそれが正しいかどうかを誰か(第三者)が判断することができます。
これは次の学生さんの例で確認できます。
学生さんとOくんのデータを第三者の私が確認しています。
ぶっちゃけて言うのなら私はOくんの方が優れた研究者だと思っています(ごめんなさい)。しかし学生さんの結果の方が正しいだろう、と私は判断しました。そう判断するための基準が私の中ではなくて外側にあるからです。彼らに対する私の評価とか仮説の好みとかはまったく関係ありません。おそらく学生さんがちゃんと理解してまとめて説明できればみんな学生さんの方が正しい(妥当な結果)だろうと言うと思います。
研究における科学的な手続きというのは、大雑把にいうとそんなものです。
分野によっても多少異なりますが、
1.自分の出したデータ内での整合性
2.過去の先輩のデータとの整合性
3.過去から現在まで蓄積された知見との整合性
は合わせる必要があります。
合わない場合は私が行ったように合わないことを証明する必要性が生じます。
たとえば、
「私が正しいと思うから正しいのだ」
「私がそういう結果を出した(そういう体験をした)から正しいのだ」
と言われた場合、それは確かに主観的には正しいのです。
「私」にとってはそれは「事実」なのです。
それは、科学の領域以外では十分に成り立ちます。
私もあなたも両方正しい、こういうことは十分に起こりうるのです。
ところが科学研究の場合はそれが成り立ちません。
「私」の外側にある基準に照らし合わせてみるとどうも整合性が取れない。そういう場合はどちらかが間違っています。
そしてたいていは「私」が間違っています。
だから「私」が間違っているかどうかの確認を研究者は真っ先に行います。
それをしないで「いや私は正しいんだ」という人は研究者としてどうだろう?と思うし、科学の名を汚すなと私は言います。
お前のやってることは科学じゃねーんだよ、と。
最後に今までの話を覆すようですが、特に研究が活発な分野では論文になっているからといって絶対正しいとは限らない、というのも頭の片隅に置いておくと考察の幅を狭めないかもしれません。
しかし、間違いを指摘する場合にも、その論文を間違いとする場合にはそれを上回るデータ、つまり証拠が必要である、というのは覚えておいてください。
しかも、間違いを指摘したのが間違いだった、と言う場合もなくはないので、ほとんどの場合は決定的な証拠が積み重なるまでは直接的な指摘は行われません。
だから面倒くさいのですけどね……。
あ、あと、学生さんにもっと役に立ちそうなアドバイスをすると、誰かに相談をするときは株のgenotypeや簡単なプロトコル、図や表など、とにかく資料はたくさん持っていきましょう。
二つ以上の遺伝子を潰すと、自分以外は図やgenotypeを見ないと株の素性を理解できないだろう、と考えておいてください。仮に先生や先輩や後輩が理解できていたとしても、卒論・修論発表、学会発表のときはそれをしなきゃいけないので普段からわかりやすさには留意しましょう。
また、理解している人同士でも資料があったほうが間違いや勘違いは減ります。
そのためにデータは常にまとめておきましょう。
日経BPは宋文洲さんの記事が好きだったのもあって昔は読んでたんですが、最近はまったく読んでませんでした。が、メルマガ?でエコナ関連の記事があるというので読んでみました。
「エコナ クッキングオイル」販売中止の波紋(日経BPネット)
好意的に読み進めても当たり前以下のことしか書いてなくて、正直、2か月調べてこの程度しか書けないサイエンスライターってなんなの?って思っちゃいました。今までに行われてきた議論を本当に読んだのかしら、といった感じです。
しかも、消費者委員会の第三回の議事録に書いてあるのですが、第二回の、みんなが「これはひどい」と言いまくったエコナの再審査の件は会議の30分前ぐらいに急遽議論することが決まったらしくほとんどの人がその場で資料を渡されてそれを見ながら発言していたそうです。
そりゃ基本情報も踏まえていないような議論になるわよね、とちょびっと同情しました。
消費者庁はもう少し「科学的な議論」というものを考えた方がいいと思いますよ。
さて、500文字の制限ギリギリまでコメント書いてきました。
なんか当事者みたいな書き方になってるけど、社員じゃないよ。
さすがに2か月も追ってれば「お前ちょっとは自分で調べてみろよ!」って言いたくなります。
2か月前の9月16日以降にエコナ関連の話がブログ等で騒がれましたが、この記事はブログ以下の情報量です。
私も人様のことをとやかく言えるほどの記事を書いてないですが、とりあえず人目に触れる機会は段違いのはずなのでコメント書いてきました。500文字って難しい。
私自身、有機化学とか栄養科学は学部生レベルでの知識と独学程度しかないのですが、その程度の見識だとしても酷い、酷過ぎる。著書リストをみて思わず納得しちゃいましたが、食品系のサイエンスライター名乗っちゃまずいレベルじゃなかろうかと感じました。
さて、なぜ「騒ぐ必要がない」と言っているのか、図にして解説しようかどうしようか迷っているのですが、とりあえず最後の3行に書いてある通りだからこそ「騒ぐ必要がない」のです。
これがたとえば、いくらグリシドール脂肪酸エステルからグリシドールになる確証がない段階といっても、ワーストケースを考慮したときに最小毒性量を超える可能性があったならば速やかに回収命令が下っただろうと私は考えています。また、その場合には花王が速やかに回収する旨を発表するでしょうし、回収しない場合は私を含めて多くの方が危険性を指摘すると思います。
今回のケースもワーストケースでは基準値をオーバーするので「なんとかしたほうがいいね」という意見は共通で出ていると思います。
なぜ「なんとかしたほうがいい」のに取り立てて「騒ぐ必要がない」のかは今後、余裕があれば説明したいと思います。
というか言葉では何度も説明したのだけどやっぱり図があった方がわかりやすいですよね。構想はできてるんですが、図を描くのが面倒くさいのでやらなくてもいいかなー、となまけています。
「エコナ クッキングオイル」販売中止の波紋(日経BPネット)
好意的に読み進めても当たり前以下のことしか書いてなくて、正直、2か月調べてこの程度しか書けないサイエンスライターってなんなの?って思っちゃいました。今までに行われてきた議論を本当に読んだのかしら、といった感じです。
しかも、消費者委員会の第三回の議事録に書いてあるのですが、第二回の、みんなが「これはひどい」と言いまくったエコナの再審査の件は会議の30分前ぐらいに急遽議論することが決まったらしくほとんどの人がその場で資料を渡されてそれを見ながら発言していたそうです。
そりゃ基本情報も踏まえていないような議論になるわよね、とちょびっと同情しました。
消費者庁はもう少し「科学的な議論」というものを考えた方がいいと思いますよ。
さて、500文字の制限ギリギリまでコメント書いてきました。
| 2か月も時間があったにしては内容がお粗末すぎです。 記者は科学ジャーナリストということですが、生化学についてもう少し勉強された方がいいと思います。 TAG(トリアシルグリセロール)が消化の過程でDAG(ジアシルグリセロール)を生じることは既知の事実ですよ。エコナの「特殊さ」はDAGだからではなく、1,3-DAGを多く含むことなんです。 花王がデータ公開を拒否しているという方、 どこぞの記事を真に受けたかは存じませんが、花王は2008年に論文として報告しています。お金さえ払えば読めますのでどうぞご検証ください。 以上は花王のHPに記載されている事実です。 花王のHPすらまともに読まなくてエコナに関する記事が書けるのでしょうか。 また、グリシドールはIARCでGroup2Aですが、グリシドール脂肪酸エステル自体はGroup3、発がん性を分類できない(お茶と同レベル)、です。 全量がグリシドールに置き変わったとしても動物実験での無毒性量の1/250だから「摂取しても問題がないだろう」なのです。 確証がなくとも最小毒性量を超えている可能性があったならすぐにでも回収してますよ。 (むいみ)(2009年11月18日 10:18) |
なんか当事者みたいな書き方になってるけど、社員じゃないよ。
さすがに2か月も追ってれば「お前ちょっとは自分で調べてみろよ!」って言いたくなります。
2か月前の9月16日以降にエコナ関連の話がブログ等で騒がれましたが、この記事はブログ以下の情報量です。
私も人様のことをとやかく言えるほどの記事を書いてないですが、とりあえず人目に触れる機会は段違いのはずなのでコメント書いてきました。500文字って難しい。
私自身、有機化学とか栄養科学は学部生レベルでの知識と独学程度しかないのですが、その程度の見識だとしても酷い、酷過ぎる。著書リストをみて思わず納得しちゃいましたが、食品系のサイエンスライター名乗っちゃまずいレベルじゃなかろうかと感じました。
さて、なぜ「騒ぐ必要がない」と言っているのか、図にして解説しようかどうしようか迷っているのですが、とりあえず最後の3行に書いてある通りだからこそ「騒ぐ必要がない」のです。
これがたとえば、いくらグリシドール脂肪酸エステルからグリシドールになる確証がない段階といっても、ワーストケースを考慮したときに最小毒性量を超える可能性があったならば速やかに回収命令が下っただろうと私は考えています。また、その場合には花王が速やかに回収する旨を発表するでしょうし、回収しない場合は私を含めて多くの方が危険性を指摘すると思います。
今回のケースもワーストケースでは基準値をオーバーするので「なんとかしたほうがいいね」という意見は共通で出ていると思います。
なぜ「なんとかしたほうがいい」のに取り立てて「騒ぐ必要がない」のかは今後、余裕があれば説明したいと思います。
というか言葉では何度も説明したのだけどやっぱり図があった方がわかりやすいですよね。構想はできてるんですが、図を描くのが面倒くさいのでやらなくてもいいかなー、となまけています。
自分のブログに遺伝子組換え作物に関する記事がほとんどないことに愕然としたので、いろいろ書こうと思っているのですが、すぐには書けないので自分が以前に知恵袋で質問・回答したものを貼り付けておきます。
あと、自分の分野ともかぶっているので初期から回答しているのですが、ときどき間違ってます。気をつけて。
【質問】
遺伝子組換え作物についてどう思われますか?(生活/料理カテ)
遺伝子組換え作物についてどう思われますか?(サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
遺伝子組換え作物(GMO)に関する意識調査。
植物の形質転換に関する質問(サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
アグロバクテリウム法やパーティクルガン法は目的遺伝子がランダムに挿入される。
しかし、特定の領域を組換える方法も研究されているらしいです。
【回答】
遺伝子組み換え大豆について質問します。(生活/料理カテ)
遺伝子組換えの表示について、基本編。
混入率5%のどうしようもない問題はあるとして、知らないうちに食べさせられているということはありえません。
遺伝子組み換え食品と学問の自由(サイエンス・宿題カテ)
この回答に沿って記事を組み立てていこうかな、とうっすら考えています。
遺伝子組み替え食品による人体実験は何時完了?(サイエンスカテ)
間違った情報を見たことによる不安の発露。
ちなみに、回答にはないですが、Bt毒素は活性化しないだけでなく、ヒトにはレセプターもないので作用しません(後知恵乙)
遺伝子組み換え食品に付いて質問です。(サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
Btの恐怖第二弾。BAコメを読んで、安全性を強調しすぎたかも、と反省。
遺伝子組み換え作物は本当に安全なのでしょうか(ニュース・政治/国際情勢カテ)
と私は思っています(何)
混入率1%未満を目指して分別流通を行うならば、完全に別のラインを作らなきゃいけなくなると思うのですが、そうするとコストがかかると思います。
低価格で同程度のクオリティにこだわるのならばコスト的に1%未満は無理なんじゃないかなあ?
遺伝子組み換え食品とは、何のために作られた物なんですか?? (サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
遺伝子組換えパパイヤの話。同情作戦乙。
アメリカでは遺伝子組換えパパイヤと非組換えパパイヤはそれぞれ味が違い、別品種として扱われているはずです。
遺伝子組み換え不分別のブドウ糖について(生活/料理カテ)
なんと以前に回答していました(笑)
精製度により不純物が混ざる可能性はある、と回答しました。
遺伝子操作の法律規定に関して(ニュース・政治/社会問題カテ)
カルタヘナ法など、遺伝子組換え技術の規制に関する話。
遺伝子組換え技術を用いた研究は、かなり厳しいルールの下に行われています。
【その他】
重複している内容など。
・パッケージの遺伝子組み換えに関する記述は信じてもいいか
・遺伝子組換え食品を食べたら副作用がある?
・遺伝子組換え大豆を使用した商品はある?また、表示偽装とか大丈夫かな?
・遺伝子組換えの大豆って大丈夫かな?
他にもあるはずなんですが、検索ではBA以外のがヒットしなかったのでこのくらいで。
っていうかお前はどこの回し者ですか(笑)
自分の知識の範囲(+検索)で書いているので、間違いも含まれているかもしれませんが、そんなに致命的な間違いはしていないと思います。
サイエンスカテには私よりも優れた回答者が多いので、見ていて参考になりますよ!(と知恵袋を持ちあげてみる)
現在問題にされていることや消費者意識も含めてわかりやすいように、少しずつ分解して説明していきたいとは考えていますが、ちょっとどうなるかわからないので今のところはこのへんで。
※なお、表記に関して「遺伝子組換え」と「遺伝子組み換え」のブレがありますが、初期は質問や食品流通の観点から「組み換え」表記を使うことが多かったのですが、たいていの場合は「組換え」は研究や作物自体に言及するときに使い、「組み換え」は法令上の文章や食品流通上の表示に言及するときに用いています。
あと、自分の分野ともかぶっているので初期から回答しているのですが、ときどき間違ってます。気をつけて。
【質問】
遺伝子組換え作物についてどう思われますか?(生活/料理カテ)
遺伝子組換え作物についてどう思われますか?(サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
遺伝子組換え作物(GMO)に関する意識調査。
植物の形質転換に関する質問(サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
アグロバクテリウム法やパーティクルガン法は目的遺伝子がランダムに挿入される。
しかし、特定の領域を組換える方法も研究されているらしいです。
【回答】
遺伝子組み換え大豆について質問します。(生活/料理カテ)
遺伝子組換えの表示について、基本編。
混入率5%のどうしようもない問題はあるとして、知らないうちに食べさせられているということはありえません。
遺伝子組み換え食品と学問の自由(サイエンス・宿題カテ)
この回答に沿って記事を組み立てていこうかな、とうっすら考えています。
| ・遺伝子組換え食品は今までの品種改良とは何が違うのか? ・遺伝子組換え技術の使われた食品にはどういう種類(農薬耐性や栄養添加)があるか? ・遺伝子組換え技術を用いた研究って具体的にどんなものか? ・遺伝子組換え食品の問題点とは何か? |
遺伝子組み替え食品による人体実験は何時完了?(サイエンスカテ)
間違った情報を見たことによる不安の発露。
ちなみに、回答にはないですが、Bt毒素は活性化しないだけでなく、ヒトにはレセプターもないので作用しません(後知恵乙)
遺伝子組み換え食品に付いて質問です。(サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
Btの恐怖第二弾。BAコメを読んで、安全性を強調しすぎたかも、と反省。
遺伝子組み換え作物は本当に安全なのでしょうか(ニュース・政治/国際情勢カテ)
と私は思っています(何)
混入率1%未満を目指して分別流通を行うならば、完全に別のラインを作らなきゃいけなくなると思うのですが、そうするとコストがかかると思います。
低価格で同程度のクオリティにこだわるのならばコスト的に1%未満は無理なんじゃないかなあ?
遺伝子組み換え食品とは、何のために作られた物なんですか?? (サイエンス/バイオテクノロジーカテ)
遺伝子組換えパパイヤの話。同情作戦乙。
アメリカでは遺伝子組換えパパイヤと非組換えパパイヤはそれぞれ味が違い、別品種として扱われているはずです。
遺伝子組み換え不分別のブドウ糖について(生活/料理カテ)
なんと以前に回答していました(笑)
精製度により不純物が混ざる可能性はある、と回答しました。
遺伝子操作の法律規定に関して(ニュース・政治/社会問題カテ)
カルタヘナ法など、遺伝子組換え技術の規制に関する話。
遺伝子組換え技術を用いた研究は、かなり厳しいルールの下に行われています。
【その他】
重複している内容など。
・パッケージの遺伝子組み換えに関する記述は信じてもいいか
・遺伝子組換え食品を食べたら副作用がある?
・遺伝子組換え大豆を使用した商品はある?また、表示偽装とか大丈夫かな?
・遺伝子組換えの大豆って大丈夫かな?
他にもあるはずなんですが、検索ではBA以外のがヒットしなかったのでこのくらいで。
っていうかお前はどこの回し者ですか(笑)
自分の知識の範囲(+検索)で書いているので、間違いも含まれているかもしれませんが、そんなに致命的な間違いはしていないと思います。
サイエンスカテには私よりも優れた回答者が多いので、見ていて参考になりますよ!(と知恵袋を持ちあげてみる)
現在問題にされていることや消費者意識も含めてわかりやすいように、少しずつ分解して説明していきたいとは考えていますが、ちょっとどうなるかわからないので今のところはこのへんで。
※なお、表記に関して「遺伝子組換え」と「遺伝子組み換え」のブレがありますが、初期は質問や食品流通の観点から「組み換え」表記を使うことが多かったのですが、たいていの場合は「組換え」は研究や作物自体に言及するときに使い、「組み換え」は法令上の文章や食品流通上の表示に言及するときに用いています。
タバコの増税が打診されましたね。
「税金の無駄遣いをなくす」と言っている民主党はどのような決断をするのでしょうか。
たばこ1本10円上げ、1箱500円に 厚労省税制改正要望(Yahoo!ニュース)
さて、私は、厚生労働省が打診していることからも「健康」に重点を置いているのじゃないかと思っています。
増税しても、最初の1年目は税収が上がるんだし大丈夫じゃない?(でも、2年目以降は知らなーい)
って言ってるんだと感じましたが穿ちすぎですか。
税収の面のみを考慮するのならば、喫煙の影響が出るのは吸い始めてからだいぶ経った後ですから、今、吸う人が減っても医療費の削減はすぐには起こりません。当分はタバコによる税収が減りつつも医療費負担は現状維持という状況が続くでしょう。
しかし、長期的な視野を持って考えるのならば、これからしばらくマイナスになろうとも最終的にはプラスになるでしょう。出生率を上げることができれば。それはまた別の問題なのでここで取り上げても仕方ないでしょうけれど。
さて、健康増進・労働環境の改善に対して喫煙者を減らすということは理に適っています。
また、健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動:2000~2012年)の運動期間がもうあとわずかです。
これらの数値目標は2010年を目途に作られています。
2000年の健康日本21の報告書(pdf注意)の108~121ページがタバコに関する記述ですが、要点だけを書いてみると、
多くの疫学調査から、能動喫煙は肺がんだけではなく、ぜんそく、気管支炎、心臓病、脳卒中、胃潰瘍、妊婦への影響、歯周病などのリスクファクターであることが知られています。
しかし2000年当時、肺がん以外の疾病に対して、喫煙によりリスクが上昇することを知っていたのは国民の半数以下でした。日本が批准した条約において、署名した国は喫煙の害の周知の徹底する義務を持ちますので、国民の半数以下(このときは条約の効力はまだなかったんですけどね)しか認知していない状況はまずいでしょうね。
でも現時点においては、喫煙の害に関しては広く知られてきているのではないかなあと思っています。
JTさんも喫煙することのリスクをパッケージにてお知らせしていますよ、って言ってますし。
さて、ようやくタイトルの話です。
しかも一つのアンケートの結果からなのでほぼ釣りのようなタイトルですが(笑)まあいいでしょう。
アイブリッジがリサーチプラスにおいて20~59歳の首都圏在住(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)の喫煙者・非喫煙者を対象に「喫煙」をテーマにアンケート調査した結果からです。
という問いに対して、平均で927.6円増税されたらタバコをやめる、という結果が出てきます。
(実際には税率が変わればタバコの値段の上昇率は下げられますが、まあ、無理でしょう)
調査結果(pdf注意)
つまり、現状の1箱300円が1箱1227円になってしまったら半数の人がやめる、ということです。
以前に取り上げたので多くは語りませんが、実際には2つのピークがあり、500~599円と1000~1999円のピークがあります。
つまり、実際には1箱が800~900円になったら43%が「タバコをやめる」と言っています。
この金額は欧米並みであり、なるほど、欧米では半分ぐらいの人がタバコの値段が上がったときにやめたのかもしれませんね。
もう一つのピークは1箱が1300~2300円の間にあります。ここまでくるとさらに35%の人が「タバコをやめる」と言っており、合わせて78%の人がタバコをやめる計算になります。
どれだけ増税されてもやめない!というツワモノも15%いるのがすごいですね。タバコが大好きなんですね。趣味にお金をかける余裕があるのならば別にいいと思います。
さて、タイトルは「タバコが1箱500円になった場合、喫煙者の6%がタバコをやめる」にしました。
1箱500円になる場合の増税額は200円です。
調査結果のグラフを見てみると、増税額が0~199円のとき、6%の人が「タバコをやめる」と言っています。
400人のうちの24人ってまた少ない数ですが、仮に299円までの層を含めたとしても13%、1割強がやめるだけなんですよね。
実際には、喫煙本数を減らすことで対処する人もいるかもしれませんが、完全にやめようと考えている人は1割強ってところです。
私としてはやめてもらって全然構わないんですけどね。
前述したように、タバコの税収が落ち込んでからしばらくは医療費負担が下がることはないでしょうし。
むしろ高齢社会なんだから上がっていく一方じゃないですか?
どういう試算で出たのかは知りませんが、今回の要望は
税収<<健康
という考えのもとに出てきたものだと思うのですよね。
っていうか、厚労省は毎年のように「タバコを増税しろー」って言ってるみたいじゃないですか。
どう考えても税金の優先順位低いですよね、厚労省的に。
それを政府の税制調査会がどう考えるのか、財務省がどう対応するかはまた別の問題じゃないかなあと思います。だって厚労省は税率を決める立場にありませんよね。税制管理するのは財務省であり国税庁でしょう?
政治に関しては詳しくないので、思ったことを書いているだけですが、みなさん、行政が一枚岩だと思ってるんですか?私には全然そんなふうには見えないけどなあ。
むしろ一枚岩だったら文句を言う場所が一か所で楽ですよね。その分、しがらみも少なそうで楽そうだ、あっはっは。
追記:
いくらか文章を訂正・追加しました。文意は変わってないはず。
6%の人がタバコをやめるから、何?ってのが言いたいんじゃなくて、税金の面からしかみんな指摘しないので別の視点を提供したかったので書いてみました。完璧に釣りタイトルじゃないかっ!
いやー。過去の記事を見てたら「案外、やめないんじゃないかな」と思ったので。
あと、タバコの増税を叫んでいる人は当然、税収が落ち込む可能性も考慮していると思ったのだけど、違うのでしょうか?だから喫煙者が言う「税収が減るよ」ってのは私にとっては脅しでもなんでもないんですよね。
10/31追記:
ちゃんと読んでなかったのですが、先の資料にちゃんと書いてありましたね。
単純に、増税したからってすぐに医療費負担減となって還ってくるわけではないってことはもちろん理解したうえであの要望をしているわけです。
あと、純粋に間違えましたが、200円増税して1箱500円になったら税率が77.8%になりますね。
現在のタバコの税率は約63%。
現在のタバコの税額が1箱189.16円、それに増額分200円が足されて389.16円。
税率据え置きで200円増税するとしたら、タバコの値段はだいたい620~630円ぐらいになります。
200円ではなくて320円上がりますね。
ってことはもしかしたら6%じゃないかもしれないですね…。うむむ。
でも税率据え置きなんてしたらJT叩かれそうだなあ…原価は上がってないけど、値段が上がって消費が落ち込むなら1箱ずつの売り上げを上げるしかないのに。
すみません、経済感覚ないので突っ込み募集中です。
「税金の無駄遣いをなくす」と言っている民主党はどのような決断をするのでしょうか。
たばこ1本10円上げ、1箱500円に 厚労省税制改正要望(Yahoo!ニュース)
| 厚生労働省は29日、政府税制調査会へ30日に提出する平成22年度の税制改正要望で、社会保障費の財源確保などのため、たばこ税を1本当たり10円引き上げるよう求める方針を決めた。実現すればたばこ1箱(20本)の値段は主力商品で現在の300円から500円に大幅値上げとなる。 |
さて、私は、厚生労働省が打診していることからも「健康」に重点を置いているのじゃないかと思っています。
| 21年度の税収見込み額は計2兆795億円。1箱500円に値上げした場合の税収増については、厚労省の研究班が20年に「最初の1年間は4400億円の増収」との試算を発表している。 |
増税しても、最初の1年目は税収が上がるんだし大丈夫じゃない?(でも、2年目以降は知らなーい)
って言ってるんだと感じましたが穿ちすぎですか。
税収の面のみを考慮するのならば、喫煙の影響が出るのは吸い始めてからだいぶ経った後ですから、今、吸う人が減っても医療費の削減はすぐには起こりません。当分はタバコによる税収が減りつつも医療費負担は現状維持という状況が続くでしょう。
しかし、長期的な視野を持って考えるのならば、これからしばらくマイナスになろうとも最終的にはプラスになるでしょう。出生率を上げることができれば。それはまた別の問題なのでここで取り上げても仕方ないでしょうけれど。
さて、健康増進・労働環境の改善に対して喫煙者を減らすということは理に適っています。
また、健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動:2000~2012年)の運動期間がもうあとわずかです。
これらの数値目標は2010年を目途に作られています。
2000年の健康日本21の報告書(pdf注意)の108~121ページがタバコに関する記述ですが、要点だけを書いてみると、
| ・タバコが健康に及ぼす影響について積極的に公開し周知徹底する ・2010年までに未成年の喫煙をゼロにする ・受動喫煙の防止:公共の場や職場での分煙の徹底、及び、効果の高い分煙についての知識の普及 ・禁煙の支援:禁煙、節煙を希望する者に対する禁煙支援プログラムをすべての市町村で受けられるようにする |
多くの疫学調査から、能動喫煙は肺がんだけではなく、ぜんそく、気管支炎、心臓病、脳卒中、胃潰瘍、妊婦への影響、歯周病などのリスクファクターであることが知られています。
しかし2000年当時、肺がん以外の疾病に対して、喫煙によりリスクが上昇することを知っていたのは国民の半数以下でした。日本が批准した条約において、署名した国は喫煙の害の周知の徹底する義務を持ちますので、国民の半数以下(このときは条約の効力はまだなかったんですけどね)しか認知していない状況はまずいでしょうね。
でも現時点においては、喫煙の害に関しては広く知られてきているのではないかなあと思っています。
JTさんも喫煙することのリスクをパッケージにてお知らせしていますよ、って言ってますし。
さて、ようやくタイトルの話です。
しかも一つのアンケートの結果からなのでほぼ釣りのようなタイトルですが(笑)まあいいでしょう。
アイブリッジがリサーチプラスにおいて20~59歳の首都圏在住(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)の喫煙者・非喫煙者を対象に「喫煙」をテーマにアンケート調査した結果からです。
| 現在吸っているタバコの価格が幾ら増税したらタバコを買うのをやめますか? |
という問いに対して、平均で927.6円増税されたらタバコをやめる、という結果が出てきます。
(実際には税率が変わればタバコの値段の上昇率は下げられますが、まあ、無理でしょう)
調査結果(pdf注意)
つまり、現状の1箱300円が1箱1227円になってしまったら半数の人がやめる、ということです。
以前に取り上げたので多くは語りませんが、実際には2つのピークがあり、500~599円と1000~1999円のピークがあります。
つまり、実際には1箱が800~900円になったら43%が「タバコをやめる」と言っています。
この金額は欧米並みであり、なるほど、欧米では半分ぐらいの人がタバコの値段が上がったときにやめたのかもしれませんね。
もう一つのピークは1箱が1300~2300円の間にあります。ここまでくるとさらに35%の人が「タバコをやめる」と言っており、合わせて78%の人がタバコをやめる計算になります。
どれだけ増税されてもやめない!というツワモノも15%いるのがすごいですね。タバコが大好きなんですね。趣味にお金をかける余裕があるのならば別にいいと思います。
さて、タイトルは「タバコが1箱500円になった場合、喫煙者の6%がタバコをやめる」にしました。
1箱500円になる場合の増税額は200円です。
調査結果のグラフを見てみると、増税額が0~199円のとき、6%の人が「タバコをやめる」と言っています。
400人のうちの24人ってまた少ない数ですが、仮に299円までの層を含めたとしても13%、1割強がやめるだけなんですよね。
実際には、喫煙本数を減らすことで対処する人もいるかもしれませんが、完全にやめようと考えている人は1割強ってところです。
私としてはやめてもらって全然構わないんですけどね。
前述したように、タバコの税収が落ち込んでからしばらくは医療費負担が下がることはないでしょうし。
むしろ高齢社会なんだから上がっていく一方じゃないですか?
どういう試算で出たのかは知りませんが、今回の要望は
税収<<健康
という考えのもとに出てきたものだと思うのですよね。
っていうか、厚労省は毎年のように「タバコを増税しろー」って言ってるみたいじゃないですか。
どう考えても税金の優先順位低いですよね、厚労省的に。
それを政府の税制調査会がどう考えるのか、財務省がどう対応するかはまた別の問題じゃないかなあと思います。だって厚労省は税率を決める立場にありませんよね。税制管理するのは財務省であり国税庁でしょう?
政治に関しては詳しくないので、思ったことを書いているだけですが、みなさん、行政が一枚岩だと思ってるんですか?私には全然そんなふうには見えないけどなあ。
むしろ一枚岩だったら文句を言う場所が一か所で楽ですよね。その分、しがらみも少なそうで楽そうだ、あっはっは。
追記:
いくらか文章を訂正・追加しました。文意は変わってないはず。
6%の人がタバコをやめるから、何?ってのが言いたいんじゃなくて、税金の面からしかみんな指摘しないので別の視点を提供したかったので書いてみました。完璧に釣りタイトルじゃないかっ!
いやー。過去の記事を見てたら「案外、やめないんじゃないかな」と思ったので。
あと、タバコの増税を叫んでいる人は当然、税収が落ち込む可能性も考慮していると思ったのだけど、違うのでしょうか?だから喫煙者が言う「税収が減るよ」ってのは私にとっては脅しでもなんでもないんですよね。
10/31追記:
ちゃんと読んでなかったのですが、先の資料にちゃんと書いてありましたね。
| 山口らの推計によると、2010年に男女の喫煙率が半減した場合、74歳までの 肺がんによる累積死亡確率は、男性では2010年には依然増加傾向を示すが、2020 年の段階では若干の減少が実現できることが明らかとなった。ただし、この場合でも、女 性については2020年までに累積死亡確率の増加を抑えることはできない。つまり、20 10年までに喫煙率を半減できた場合でも、肺がん死亡率を大きな減少に導くことは困 難であり、その効果が現れるまでには数十年を要すると考えられた。 2000年の健康21の報告書、194ページ(pdf) |
単純に、増税したからってすぐに医療費負担減となって還ってくるわけではないってことはもちろん理解したうえであの要望をしているわけです。
あと、純粋に間違えましたが、200円増税して1箱500円になったら税率が77.8%になりますね。
現在のタバコの税率は約63%。
現在のタバコの税額が1箱189.16円、それに増額分200円が足されて389.16円。
税率据え置きで200円増税するとしたら、タバコの値段はだいたい620~630円ぐらいになります。
200円ではなくて320円上がりますね。
ってことはもしかしたら6%じゃないかもしれないですね…。うむむ。
でも税率据え置きなんてしたらJT叩かれそうだなあ…原価は上がってないけど、値段が上がって消費が落ち込むなら1箱ずつの売り上げを上げるしかないのに。
すみません、経済感覚ないので突っ込み募集中です。
なんだかよくわからないけれど、花王や厚労省はエコナが6年前に安全性が疑問視されてから何にもやってないじゃん、みたいな話がちょくちょく出てるので書いておく。
なんで私が花王の弁解をしなきゃいけないのかわからないけど、当事者がやると「火消し乙」になるんだろうから利害関係のない善意の(って自分で言わない!)第三者がやればいいんだろうそうなんだろう。
ちなみに他にもっといい記事があるのでそっちを紹介しておく。
DAGはどのくらい危険なのか(続々・エコナはどのくらい危険なのか)(ぷろどおむ えあらいん)
DAGの危険性(安全性)について知りたいのならこちらを読むことをおすすめする。はあ…見習いたい。
食品安全委員会の最新の報告(高濃度にジアシルグリセロール(DAG)を含む食用油等に関連する情報
(第2報:Q&A)平成21年10月6日更新)を参考にしながら書いていく。
6年前の平成15年6月の段階において、DAGを高濃度に含むマヨネーズタイプの食品の審査が行われ、その際にDAG(エコナ)の安全性の根拠として「ラットを用いた2年間の発がん性試験において、発がん性を示す所見は認められない」ことと「炭素数14以上の長鎖の脂肪酸を2本持つようなDAGは細胞膜を透過しないという報告もある」ことから安全性に関しては問題ないとされ、平成15年9月に特定保健用食品として認可を受けている。
それ以前の平成10年5月に厚生省から食用油として特定保健用食品の認可を受けているのだけれど、ページが見つけられない。トクホの認可を取り下げたので「国立健康・栄養研究所」のページから消えてしまっていると思われる。
だけど、とりあえず一番最初に特定保健用食品としての認可を受けたとされるヤクルトのページを見てみると「安全性に関する評価」と「有効性に関する評価」が行われているのがわかる。
認可を受けている食品を一通り見てみたが、「安全性に関する評価」と「有効性に関する評価」はその規模は置いておいてすべてにおいて確認されていることがわかる。
特定保健用食品は、これらの科学的知見が確認され、試験結果が妥当であると判断されて認可を受けていることを忘れてはいけない。
松永和紀さんは「より高い安全性を求められているわけではない」と書いておられたが、まったくその通りである。
「より高い安全性を求められているわけではない」が「トクホ以外の食品と同程度に安全性」は確保されてしかるべきだ。そして、認可を受けているものは認可を受けていないものと比較して特にリスクが高いわけではない。
少し話が逸れてしまったので戻そう。
そもそも6年前に「ラットを用いた2年間の発がん性試験」が行われており、その結果として発がん性の危険性はないだろうと考えられた。
しかし、プロテインカイネースC(PKC:タンパク質リン酸化酵素)を活性化する物質があり、PKCが活性化されることによって皮膚に対する強い発がん促進作用を持つことが知られていた。DAGではそういう知見はなかったけれど、in vitro(試験管内での反応)においてPKCの活性化に関与していることがわかっていた。
そのため、念のためにDAGでは発がん促進作用があるかどうかを確認するために「より感度の高い実験をしなさい」と薬事・食品衛生審議会が要請した。
それらの報告を取りまとめてエコナ(マヨネーズタイプの製品)を認可したのが厚生労働省。
で、薬事・食品衛生審議会と食品安全委員会の要請を花王側に伝えたのも厚生労働省。
おそらくこれが6年前に指摘された「危険性」というやつ。
その指摘を受けて花王側はこの6年の間に以下の試験を行い、
その結果としてTAG(普通の食用油)と差は見られなかったとしている。
ポイントの一つはここだと思う。
「発がん性は見られなかった」とか「PKCは活性化されなかった」とかじゃないの?って言われそうだけれど、そもそも食品に発がん性がまったくないなんてことは証明できない。せいぜい「今まで食べてきたけど安全だったよ」程度だ。
たとえば遺伝子組換え食品の評価の一つに「実質的同等性」というのがあるのだけど、新規参入の食品の安全性評価はこれと同じような考え方になるのではないかと考えている。
DAGを高濃度に含むエコナはTAG同様に食用油として使用するのだからTAGと同程度のリスクは許容できるはずだ。TAGの安全性は「今まで食べてきたけど安全だったよ」とされているから、TAGを指標とすることに問題はないはずだ。
6年前に行われていた危険性の指摘って、こういうことだよね。
花王は「ラットを用いた2年間の発がん性試験」をやってるじゃんかーと突っぱねることも、もしかしたらできた。
いや、そんなこと絶対にしないと思うけれど。
だけど、万が一に危険性があってはいけないから、いろいろ試験をしている。
「ラットを用いた2年間の発がん性試験」をしてるんだよ、って言えば消費者を安心させることはできただろうに、それ以上に研究している。
そういうのってどうなの。批判されるべき態度なのかな。私はそうは思わないけれど、よくわからないや。
で、今回のグリシドール脂肪酸エステルについて、もういろんなところで言われているし、私も書いた(エコナについてメモ、安全か危険かを区別できる簡単な方法はない)ので繰り返すことはしない。
ただし、花王は製品中のグリシドール脂肪酸エステル量を減らすと言っているし、製品中にあるグリシドール脂肪酸エステルの危険性については平成21年11月末までに報告されることになっていて、私も待っているところだ。
グリシドール脂肪酸エステルが胃酸で分解されてグリシドールになるなんて怪しい話もWikipediaにあったけれど、一応は批判済み。その結果はこれから出るはずだ。
仮にグリシドールができたとしてもヒトの細胞と反応するよりも先に他の食品と反応しそうだけれど推測の域を出ないので11月を待ちたいと思う。
11月末を長期化というのならそうだけれど、待つことについて、何か問題があるのだろうか。
食品安全委員会は以下のように書いている。
現時点までに行われた試験の知見から判断するに、エコナを通常量摂取し続ける人に対して特に「すぐにやめなさい」と指導すべき理由は見つからないよ、と言っている。
消費者意識を理解していないと言われようが、だって本当に何が問題かわからない。
私が問題にしているのはエコナの良いところが理解されていないことではない。
特定保健用食品としての認可を受けたものはその安全性に関しても科学的な評価をされているのだ。
それなのに消費者委員会は「消費者が不安に思うから」という理由で科学的知見に基づいて行われた食品の安全性評価を無視するような決定を行ったのだ。
じゃあ、食品の安全性ってなんなの。
安心ってのは、確かな安全性に支えられるべきものじゃないの。
安全ってのは、科学的な知見に基づいたリスク評価によって判断されるものじゃないの。
今回の決定を、消費者の食の安心を守るための英断だという人もいるかもしれないけれど、その裏では食の安全性が蔑ろにされたのだと私は受け取った。
消費者庁が消費者の立場に立ち、消費者の安心のために他の省庁・企業に対して安全性確認を行うだけの組織ならば何も言わない。だけど、消費者庁のHPにはでかでかと「安全」と書いてある。
安全を守るのならば、科学的評価をしてもらわないと困る。
消費者の声を代弁するのと、消費者と同じ目線でしか評価できないのは同じようで全然違う。
消費者の声は拾ってほしいけれど、消費者の意見があまりにも見当違いだったら、ちゃんと説明してあげるのが「消費者の安全を守り、安心を与える」ってことなんじゃないかと私は思う。
今回のことで、悪徳商売をしている人たちに舐められないといいけれど、というのが一番心配しているところ。
ただ、立ち上げて間もないし、まだ1回目だし、私はまだまだ期待しているから頑張ってほしいと思ってる。
花王は今回、予想以上の大きな騒ぎになってかなりの痛手を受けたと思うけれど、その流れからエコナを自主的に取り下げるのは花王にとってなんの痛手にもならなかったと思う。
11月末までに追加報告を行えれば平成22年2月に販売再開される予定だったのだから予定通りにことが運べば2月には新たにトクホを取得して販売再開できるだろう。
評価・判断すべき立場にある消費者委員会や消費者庁が消費者と一緒にマスコミに踊らされていてはいけないのだ。
以上、一通り書きたいことは書いたと思うのだけれど、いろいろ書きたいことがありすぎてぐちゃぐちゃになってしまった。何か忘れていることがあるような、ないような。
さて、6年前にすべき対応ってなんでしょうか。
一体どんな対応がされていればみなさん、満足していたのでしょう。
花王が「うちの製品安全ですよ!!1」なんて情報をHPのトップに置いておいたら多くの消費者からは「頼みもしないのになんでこんなものをトップに持ってきてんだ、苦労自慢乙」「大企業だと簡単に研究ができていいわね」とか、もしかしたら「動物実験をしていることを大々的に宣伝するってなんなの」と思われると思うのですが。
同様に、厚生労働省や食品安全委員会は必要な報告はしていると思うのですよね。
その報告をもっと大々的に知らせた場合、「国は花王を特別扱いするのか」といった不満が噴出すると思うのですがどうでしょうか。
その他に個別に問い合わせがあったとして、それには答えていると思いますよ。
だって大事なお客様ですから。
ただ、本当に答えているかどうかは私は中の人じゃないのでわかりません。
どんな対応をしていてもたぶん、納得していないですよね。
対応していないから騒ぎになっていないのではなくて、どんな対策が取られているか知らないから騒ぎを起こしているだけです。
期待していた対応って、エコナのトクホ認可を取り下げるという一択なんですよね?
残念ながら、その他の「良い対応」ってのが思いつかなかったので、こういうときどういう対応をしたら不満が出ないのか、教えて差し上げたら次の対応の参考になるんじゃないかと思います。
別に食の安全性に詳しくなくったっていいじゃないですか。
私だって趣味でやってるようなもんだもの。
私たちが気付くようなことは誰かがとっくに気付いて対応してますよ。
文句を書き込む前にググってみるべきだと思います。
私はそれで書くのをやめたことが3割ぐらいあるので(笑)
判断できなかったら保留でもいいじゃないですか。
国や(大手)企業が出している情報は、結構正しいですよ。
明らかに間違っていたら、必ず専門家がこぞって批判するはずだから、それまで判断を保留してても大丈夫。
すぐに対処しなきゃいけないもので嘘をついても国や企業にメリットなんてないから。
あと、もし、はてなのIDコールに応えていないのならそれは気付いていないだけなのでお知らせください。
今日は、一つしか来てません。
追記:
このくらいの考え方でいいんじゃない?というのを見つけたので貼っておきます。
多少楽観視している意見ですが、この程度鷹揚に構えていられればエコナだけじゃなくて他の食品のときだって同程度の判断ができそうです。
別に、科学的リテラシーなんて必要なくない?
日本ではその程度の楽観的な判断をしても問題ないくらい、安全性は確保されていると思うよ。
さらに追記:
トランス脂肪酸について議事録を読んでみたのでちょっと書いてみる。
正確にはトランス脂肪酸のくだりを含めて3分の1までしか読んでいない。
話し言葉を文章にしているので読みにくい、というか、婉曲表現にすぎて意味を取りにくいところがあるのだけど、とても面白いので読まれることをおすすめする。
なるほど、6年前の平成15年6月の時点ではエコナには約5%のトランス脂肪酸が含まれていたらしい。
エコナの摂取目安は10~12.5 gだから、12.5 gを摂取したとしてトランス脂肪酸の摂取量は0.625 gとなる。
油のカロリーは1 gあたり約9 kcalなので、1日にエコナから摂取するトランス脂肪酸のカロリーは0.625×9=5.625 kcalとなる。
成人の1日平均の摂取カロリーが2000 kcalなのでエコナから摂取するトランス脂肪酸量は0.29%、
就学学童も2000 kcalってなっているが、とりあえず1日の摂取カロリーを1000 kcalと仮定した場合には0.56%となる。
WHOは食事から摂取するトランス脂肪酸の量を全カロリーの1%未満にするように勧告している。
日本人はもともとトランス脂肪酸の摂取量が少ないことがわかっていて、だいたい1日に0.7~1.3 g/人(摂取エネルギーに換算して0.3~0.6%)程度だそうだ。トランス脂肪酸の摂取量(pdf注意)
アメリカは摂取カロリーの2.6%ほどがトランス脂肪酸だそうだから、確かに気をつけないといけない。
ところが日本ではそう躍起になってトランス脂肪酸を排除しなくてもどうやら良さそうだ。
良さそうだけれど、範囲内とはいえ、エコナを使うなら他のトランス脂肪酸に気を付けた方がいいような気がする。
ところがいつマイナーチェンジしたか知らないが、現在のエコナクッキングオイルのトランス脂肪酸含有量は約1.3%になっている。
これって他の植物油のトランス脂肪酸含有量と変わらない。
大手の企業って、こういうところが抜け目なくて嫌よね。隙を見せたら噛みついてやるのに(笑)
さて、あと残っている問題って、最近になって判明したグリシドール脂肪酸エステルの問題だけ?
こういうほぼ解決済みの過去の問題をいまさら取り上げてくるなんてマスコミはもう少し科学リテラシーを養った方がいいんじゃないかな。
情報発信者としての責任感をもっと発揮してよ。
あと、こういういい加減な情報を鵜呑みにして疑わしきは罰せよみたいな決定を下した消費者委員会にやはり疑義をはさまざるをえない。
さて、トクホとしての有効性を検証してよってのはご勘弁ください。
私は別にエコナ自体はどうでもいいんですから。(というツンデレですね、わかります)
でも、議事録を読む限りでは「肥満気味の人や中性脂肪が多い人」にはある程度有効みたいよ?
普通体型の人にはあんまり効果がないみたい。
補足:
すみません、睡魔と闘いながら書いたので誤字・脱字が多いです。
基本的に内容は変えてないのでこそこそ修正しています。
あと、松永和紀さんの記事からの引用を直しました。
×「より安全であることを保証するものではない」
↓
○「より高い安全性を求められているわけではない」
引用は正確に!
というか、後で調べて直そうと思って(ry すみません言い訳です気をつけます。
あ、あと、この一連の記事で
「エコナはこんなに安全なのに使わないなんて馬鹿なの?使いなさいよねっ!」
ってことを言いたいわけじゃないです。
グリシドール脂肪酸エステルに関してはまだわかっていないですし。
うちもお中元とかお歳暮とかで花王以外のメーカーの油をもらう(のを実家から送ってもらってる)のでエコナを使うことってほとんどないし、どの油を使うかなんて好みの問題だと思います。
ただ私は、安全ってものが蔑ろにされてることに怒ってるんです。
なんで私が花王の弁解をしなきゃいけないのかわからないけど、当事者がやると「火消し乙」になるんだろうから利害関係のない善意の(って自分で言わない!)第三者がやればいいんだろうそうなんだろう。
ちなみに他にもっといい記事があるのでそっちを紹介しておく。
DAGはどのくらい危険なのか(続々・エコナはどのくらい危険なのか)(ぷろどおむ えあらいん)
DAGの危険性(安全性)について知りたいのならこちらを読むことをおすすめする。はあ…見習いたい。
食品安全委員会の最新の報告(高濃度にジアシルグリセロール(DAG)を含む食用油等に関連する情報
(第2報:Q&A)平成21年10月6日更新)を参考にしながら書いていく。
6年前の平成15年6月の段階において、DAGを高濃度に含むマヨネーズタイプの食品の審査が行われ、その際にDAG(エコナ)の安全性の根拠として「ラットを用いた2年間の発がん性試験において、発がん性を示す所見は認められない」ことと「炭素数14以上の長鎖の脂肪酸を2本持つようなDAGは細胞膜を透過しないという報告もある」ことから安全性に関しては問題ないとされ、平成15年9月に特定保健用食品として認可を受けている。
それ以前の平成10年5月に厚生省から食用油として特定保健用食品の認可を受けているのだけれど、ページが見つけられない。トクホの認可を取り下げたので「国立健康・栄養研究所」のページから消えてしまっていると思われる。
だけど、とりあえず一番最初に特定保健用食品としての認可を受けたとされるヤクルトのページを見てみると「安全性に関する評価」と「有効性に関する評価」が行われているのがわかる。
認可を受けている食品を一通り見てみたが、「安全性に関する評価」と「有効性に関する評価」はその規模は置いておいてすべてにおいて確認されていることがわかる。
特定保健用食品は、これらの科学的知見が確認され、試験結果が妥当であると判断されて認可を受けていることを忘れてはいけない。
松永和紀さんは「より高い安全性を求められているわけではない」と書いておられたが、まったくその通りである。
「より高い安全性を求められているわけではない」が「トクホ以外の食品と同程度に安全性」は確保されてしかるべきだ。そして、認可を受けているものは認可を受けていないものと比較して特にリスクが高いわけではない。
少し話が逸れてしまったので戻そう。
そもそも6年前に「ラットを用いた2年間の発がん性試験」が行われており、その結果として発がん性の危険性はないだろうと考えられた。
しかし、プロテインカイネースC(PKC:タンパク質リン酸化酵素)を活性化する物質があり、PKCが活性化されることによって皮膚に対する強い発がん促進作用を持つことが知られていた。DAGではそういう知見はなかったけれど、in vitro(試験管内での反応)においてPKCの活性化に関与していることがわかっていた。
そのため、念のためにDAGでは発がん促進作用があるかどうかを確認するために「より感度の高い実験をしなさい」と薬事・食品衛生審議会が要請した。
それらの報告を取りまとめてエコナ(マヨネーズタイプの製品)を認可したのが厚生労働省。
で、薬事・食品衛生審議会と食品安全委員会の要請を花王側に伝えたのも厚生労働省。
おそらくこれが6年前に指摘された「危険性」というやつ。
その指摘を受けて花王側はこの6年の間に以下の試験を行い、
| ・中期多臓器発がん性試験をラットで行い、24週間経口摂取させてプロモーション作用(発がん促進作用)があるかを確認 ・消化管粘膜組織のPKC活性測定をラットで行い、PKCの活性に違いがあるかを確認 ・ヒト大腸由来の培養細胞においてPLC活性測定を行い、PKCの活性に違いがあるかを確認 ジアシルグリセロール(DAG)の安全性(花王 栄養代謝の研究開発) |
その結果としてTAG(普通の食用油)と差は見られなかったとしている。
ポイントの一つはここだと思う。
「発がん性は見られなかった」とか「PKCは活性化されなかった」とかじゃないの?って言われそうだけれど、そもそも食品に発がん性がまったくないなんてことは証明できない。せいぜい「今まで食べてきたけど安全だったよ」程度だ。
たとえば遺伝子組換え食品の評価の一つに「実質的同等性」というのがあるのだけど、新規参入の食品の安全性評価はこれと同じような考え方になるのではないかと考えている。
DAGを高濃度に含むエコナはTAG同様に食用油として使用するのだからTAGと同程度のリスクは許容できるはずだ。TAGの安全性は「今まで食べてきたけど安全だったよ」とされているから、TAGを指標とすることに問題はないはずだ。
6年前に行われていた危険性の指摘って、こういうことだよね。
花王は「ラットを用いた2年間の発がん性試験」をやってるじゃんかーと突っぱねることも、もしかしたらできた。
いや、そんなこと絶対にしないと思うけれど。
だけど、万が一に危険性があってはいけないから、いろいろ試験をしている。
「ラットを用いた2年間の発がん性試験」をしてるんだよ、って言えば消費者を安心させることはできただろうに、それ以上に研究している。
そういうのってどうなの。批判されるべき態度なのかな。私はそうは思わないけれど、よくわからないや。
で、今回のグリシドール脂肪酸エステルについて、もういろんなところで言われているし、私も書いた(エコナについてメモ、安全か危険かを区別できる簡単な方法はない)ので繰り返すことはしない。
ただし、花王は製品中のグリシドール脂肪酸エステル量を減らすと言っているし、製品中にあるグリシドール脂肪酸エステルの危険性については平成21年11月末までに報告されることになっていて、私も待っているところだ。
| 依頼している資料のうち、特に速やかな提出を求めている以下の3項目については、本年9月、第302 回食品安全委員会において厚生労働省から、本年11月末までに提出される予定であるとの報告を受けています。 ① グリシドール脂肪酸エステル及びグリシドールの毒性に関する情報収集 ② グリシドール脂肪酸エステルを経口摂取した場合の体内動態試験 ③ グリシドール脂肪酸エステル及びグリシドールの遺伝毒性試験 |
グリシドール脂肪酸エステルが胃酸で分解されてグリシドールになるなんて怪しい話もWikipediaにあったけれど、一応は批判済み。その結果はこれから出るはずだ。
仮にグリシドールができたとしてもヒトの細胞と反応するよりも先に他の食品と反応しそうだけれど推測の域を出ないので11月を待ちたいと思う。
| もし、花王が自ら特保を返上せず、再審査となっていたら-。もう一度、食品安全委の審査を経る必要があるため、事態は長期化していた可能性がある。 |
11月末を長期化というのならそうだけれど、待つことについて、何か問題があるのだろうか。
食品安全委員会は以下のように書いている。
| Q8 エコナ関連商品は食べても大丈夫ですか。 これまでのところ、グリシドール脂肪酸エステルが含まれるDAG 油を用いて行われた各種試験等から得られた科学的知見からは、高濃度にDAG を含む食品に対して、緊急に対応しなければならないほどの毒性所見は得られていません。 |
現時点までに行われた試験の知見から判断するに、エコナを通常量摂取し続ける人に対して特に「すぐにやめなさい」と指導すべき理由は見つからないよ、と言っている。
消費者意識を理解していないと言われようが、だって本当に何が問題かわからない。
私が問題にしているのはエコナの良いところが理解されていないことではない。
特定保健用食品としての認可を受けたものはその安全性に関しても科学的な評価をされているのだ。
それなのに消費者委員会は「消費者が不安に思うから」という理由で科学的知見に基づいて行われた食品の安全性評価を無視するような決定を行ったのだ。
じゃあ、食品の安全性ってなんなの。
安心ってのは、確かな安全性に支えられるべきものじゃないの。
安全ってのは、科学的な知見に基づいたリスク評価によって判断されるものじゃないの。
今回の決定を、消費者の食の安心を守るための英断だという人もいるかもしれないけれど、その裏では食の安全性が蔑ろにされたのだと私は受け取った。
消費者庁が消費者の立場に立ち、消費者の安心のために他の省庁・企業に対して安全性確認を行うだけの組織ならば何も言わない。だけど、消費者庁のHPにはでかでかと「安全」と書いてある。
安全を守るのならば、科学的評価をしてもらわないと困る。
消費者の声を代弁するのと、消費者と同じ目線でしか評価できないのは同じようで全然違う。
消費者の声は拾ってほしいけれど、消費者の意見があまりにも見当違いだったら、ちゃんと説明してあげるのが「消費者の安全を守り、安心を与える」ってことなんじゃないかと私は思う。
今回のことで、悪徳商売をしている人たちに舐められないといいけれど、というのが一番心配しているところ。
ただ、立ち上げて間もないし、まだ1回目だし、私はまだまだ期待しているから頑張ってほしいと思ってる。
花王は今回、予想以上の大きな騒ぎになってかなりの痛手を受けたと思うけれど、その流れからエコナを自主的に取り下げるのは花王にとってなんの痛手にもならなかったと思う。
11月末までに追加報告を行えれば平成22年2月に販売再開される予定だったのだから予定通りにことが運べば2月には新たにトクホを取得して販売再開できるだろう。
評価・判断すべき立場にある消費者委員会や消費者庁が消費者と一緒にマスコミに踊らされていてはいけないのだ。
以上、一通り書きたいことは書いたと思うのだけれど、いろいろ書きたいことがありすぎてぐちゃぐちゃになってしまった。何か忘れていることがあるような、ないような。
さて、6年前にすべき対応ってなんでしょうか。
一体どんな対応がされていればみなさん、満足していたのでしょう。
花王が「うちの製品安全ですよ!!1」なんて情報をHPのトップに置いておいたら多くの消費者からは「頼みもしないのになんでこんなものをトップに持ってきてんだ、苦労自慢乙」「大企業だと簡単に研究ができていいわね」とか、もしかしたら「動物実験をしていることを大々的に宣伝するってなんなの」と思われると思うのですが。
同様に、厚生労働省や食品安全委員会は必要な報告はしていると思うのですよね。
その報告をもっと大々的に知らせた場合、「国は花王を特別扱いするのか」といった不満が噴出すると思うのですがどうでしょうか。
その他に個別に問い合わせがあったとして、それには答えていると思いますよ。
だって大事なお客様ですから。
ただ、本当に答えているかどうかは私は中の人じゃないのでわかりません。
どんな対応をしていてもたぶん、納得していないですよね。
対応していないから騒ぎになっていないのではなくて、どんな対策が取られているか知らないから騒ぎを起こしているだけです。
期待していた対応って、エコナのトクホ認可を取り下げるという一択なんですよね?
残念ながら、その他の「良い対応」ってのが思いつかなかったので、こういうときどういう対応をしたら不満が出ないのか、教えて差し上げたら次の対応の参考になるんじゃないかと思います。
別に食の安全性に詳しくなくったっていいじゃないですか。
私だって趣味でやってるようなもんだもの。
私たちが気付くようなことは誰かがとっくに気付いて対応してますよ。
文句を書き込む前にググってみるべきだと思います。
私はそれで書くのをやめたことが3割ぐらいあるので(笑)
判断できなかったら保留でもいいじゃないですか。
国や(大手)企業が出している情報は、結構正しいですよ。
明らかに間違っていたら、必ず専門家がこぞって批判するはずだから、それまで判断を保留してても大丈夫。
すぐに対処しなきゃいけないもので嘘をついても国や企業にメリットなんてないから。
あと、もし、はてなのIDコールに応えていないのならそれは気付いていないだけなのでお知らせください。
今日は、一つしか来てません。
追記:
このくらいの考え方でいいんじゃない?というのを見つけたので貼っておきます。
|
結局、うちは「別に命の別状って程危険じゃ
回収を呼びかけて、販 使ってます。 |
多少楽観視している意見ですが、この程度鷹揚に構えていられればエコナだけじゃなくて他の食品のときだって同程度の判断ができそうです。
別に、科学的リテラシーなんて必要なくない?
日本ではその程度の楽観的な判断をしても問題ないくらい、安全性は確保されていると思うよ。
さらに追記:
トランス脂肪酸について議事録を読んでみたのでちょっと書いてみる。
正確にはトランス脂肪酸のくだりを含めて3分の1までしか読んでいない。
話し言葉を文章にしているので読みにくい、というか、婉曲表現にすぎて意味を取りにくいところがあるのだけど、とても面白いので読まれることをおすすめする。
| エコナクッキングオイルには、表の3-2、44ページの一番下を見ていただきますとおわかりのように、総トランス脂肪酸が5.2 %と、表の3-1 で示された他の日本で市販されている植物油の0.4 から2.3 %と比べまして、高濃度に含まれております。 |
なるほど、6年前の平成15年6月の時点ではエコナには約5%のトランス脂肪酸が含まれていたらしい。
エコナの摂取目安は10~12.5 gだから、12.5 gを摂取したとしてトランス脂肪酸の摂取量は0.625 gとなる。
油のカロリーは1 gあたり約9 kcalなので、1日にエコナから摂取するトランス脂肪酸のカロリーは0.625×9=5.625 kcalとなる。
成人の1日平均の摂取カロリーが2000 kcalなのでエコナから摂取するトランス脂肪酸量は0.29%、
就学学童も2000 kcalってなっているが、とりあえず1日の摂取カロリーを1000 kcalと仮定した場合には0.56%となる。
WHOは食事から摂取するトランス脂肪酸の量を全カロリーの1%未満にするように勧告している。
日本人はもともとトランス脂肪酸の摂取量が少ないことがわかっていて、だいたい1日に0.7~1.3 g/人(摂取エネルギーに換算して0.3~0.6%)程度だそうだ。トランス脂肪酸の摂取量(pdf注意)
アメリカは摂取カロリーの2.6%ほどがトランス脂肪酸だそうだから、確かに気をつけないといけない。
ところが日本ではそう躍起になってトランス脂肪酸を排除しなくてもどうやら良さそうだ。
良さそうだけれど、範囲内とはいえ、エコナを使うなら他のトランス脂肪酸に気を付けた方がいいような気がする。
ところがいつマイナーチェンジしたか知らないが、現在のエコナクッキングオイルのトランス脂肪酸含有量は約1.3%になっている。
これって他の植物油のトランス脂肪酸含有量と変わらない。
大手の企業って、こういうところが抜け目なくて嫌よね。隙を見せたら噛みついてやるのに(笑)
さて、あと残っている問題って、最近になって判明したグリシドール脂肪酸エステルの問題だけ?
こういうほぼ解決済みの過去の問題をいまさら取り上げてくるなんてマスコミはもう少し科学リテラシーを養った方がいいんじゃないかな。
情報発信者としての責任感をもっと発揮してよ。
あと、こういういい加減な情報を鵜呑みにして疑わしきは罰せよみたいな決定を下した消費者委員会にやはり疑義をはさまざるをえない。
さて、トクホとしての有効性を検証してよってのはご勘弁ください。
私は別にエコナ自体はどうでもいいんですから。(というツンデレですね、わかります)
でも、議事録を読む限りでは「肥満気味の人や中性脂肪が多い人」にはある程度有効みたいよ?
普通体型の人にはあんまり効果がないみたい。
補足:
すみません、睡魔と闘いながら書いたので誤字・脱字が多いです。
基本的に内容は変えてないのでこそこそ修正しています。
あと、松永和紀さんの記事からの引用を直しました。
×「より安全であることを保証するものではない」
↓
○「より高い安全性を求められているわけではない」
引用は正確に!
というか、後で調べて直そうと思って(ry すみません言い訳です気をつけます。
あ、あと、この一連の記事で
「エコナはこんなに安全なのに使わないなんて馬鹿なの?使いなさいよねっ!」
ってことを言いたいわけじゃないです。
グリシドール脂肪酸エステルに関してはまだわかっていないですし。
うちもお中元とかお歳暮とかで花王以外のメーカーの油をもらう(のを実家から送ってもらってる)のでエコナを使うことってほとんどないし、どの油を使うかなんて好みの問題だと思います。
ただ私は、安全ってものが蔑ろにされてることに怒ってるんです。
プロフィール
HN:
むいみ
性別:
女性
職業:
アルバイター
趣味:
音楽・読書
自己紹介:
某地方国立大学の大学院を卒業して今はしがない研究補助です。
専門分野は微生物で顕微鏡観察が唯一の得意分野です(なんて
超常現象とかオカルトとかに興味持ってます。
専門分野を含めてバイテク関係に言及しようと思っています。
現在は化粧品や食品関連の情報に潜む疑似科学に興味を持っています。
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