忍者ブログ
日常に潜む疑似科学的なことをメインに食指の動く方にのらりくらりと書いていく雑記です。
[145]  [144]  [143]  [142]  [140]  [139]  [137]  [136]  [135]  [126]  [133
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

知恵袋でのレッテル貼りの話

確かに私は「疑似科学的で危ないなぁ」って思ってたけど、それを口に出したことはないですよね。
それは、口に出して(明示して)相手に「私はあなたのことをこう思ってるんですよ」ということで相手との関係が崩れる可能性があるからです。
そもそも、私は「疑似科学的である」とは思ったけど「疑似科学」だから「排除」して「却下」しなきゃいけないなんて思ってないし。
科学の領域に踏み込み過ぎているんだったら今の立ち位置を確認して直せばいいんじゃないか、って思ってるだけなのに。
だってさ、「あなたの主張が疑似科学的に見えるのでお話をお聞かせ下さい」って言われたら嫌でしょ?
同様に、「あなたは科学主義者で、科学主義ではこの問題を解決できない」って言われても「私は科学を脇に置いておくことはできます」って再三言ってるのになんでそういうレッテルを貼られちゃうかなぁ。

もちろん、相手にレッテルを貼ることで得をすることはありますよ。
でも、それは議論に「勝つ」目的で行うものであって、「相手の意見を深く知りたいとき」にするものではないですよね。
そんなことをしたら一時的にでも築かれていた議論の相手に対する信頼関係は崩れます。
それが的外れだったらなおさらです。っていうか、せめて具体的にどういうところがいけないって言われたらまだ意義のある指摘だと思いますけど、レッテルを貼るというそれだけじゃいったい私にどうしてほしいのかがわからなくて本当に困惑させられます。
「もしかしてこの人はまともに話をする気がないんじゃないか」と思わせるには十分だと思いますよ。


私は、おそらくものすごくゾーニングに拘る人間である自信があります。
科学が科学の領域にいる間は、宗教が宗教の領域にいる間は、オカルトがどの領域も侵さなければ不干渉を決め込むけれど、その領域を侵したら、たとえ科学だとしても科学の領域をはみ出して宗教の領域を侵したら批判します。

私は、科学というものを信用しています。
それは科学に自らを正す性質があるからです。
だから、科学を使う者は謙虚でなければいけないと思ってるんですよね。
あ、ここは別に強制してないですよ。
私は謙虚に向き合いたいし、領域を踏み出してまで「科学的じゃない」なんて言いたくないです。
そこらへんを自覚できるようになったのはここ1年ぐらいで、それまでは「科学で神や幽霊を否定する権利なんてあるのか」なんてことを真剣に考えてました。
それで、最近行きついた私なりの回答が「領域を守れ」ってことです。
はみ出しちゃいけないって言ってるわけじゃないです。
ただ、はみ出した結果他の領域を侵してしまったらその領域のルールを適用すべきではないの、ということです。
元はオカルトだから科学の領域に入ってしまっても証明できてなくても許されるってんでなくて、元がなんであれ科学の領域に入っちゃったらその領域のルールに従いましょうよってことなんですけど。

だって、野球小僧がサッカーやるときはサッカーのルールに従うでしょ。
「俺は野球しか知らねーからボールは手で投げるんだ!」じゃ通用しませんよね。
反対にサッカー少年(なんで野球は小僧でサッカーは少年なの)が野球をやるときに
「サッカーでは11人で戦うんだぜ、知らねーの?」
って言って野球のルールを無視する人はいませんよね。

「ルールは守るべし」という規範があって、それをよしとしたはずなのに、なんで自分勝手にルールを捻じ曲げちゃうんだろうね。

つい熱くなって別個の話が盛り上がりすぎたので記事を分けます。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
カレンダー
03 2024/04 05
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
(09/07)
(08/12)
(06/15)
(06/15)
(06/11)
(06/11)
(05/24)
(05/24)
(05/24)
(05/23)
カウンター
アクセス解析
Copyright © azure blue All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]