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日常に潜む疑似科学的なことをメインに食指の動く方にのらりくらりと書いていく雑記です。
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というタイトルのただの愚痴。(追記あり)

双方向のコミュニケーションをするブログという領域でのfinalventさんの不誠実さがここ1週間あたりで急速に浮き彫りになったような…。というか読んでなかったところが酷い。

1.コメントの制限
finalventさんの発言から出た疑問に対してfinalventさんがその話題は終ったと一方的に決めつけその話題を出す者にコメント制限をして言論の機会を奪う。
apjさんのブログを読んできましたよ。
実際に紛糾して収集がつかなくなる議論を収束させるさまをあまり見ないのでよくわかんないですが、コメント規制は管理者権限ってのは確かにその通りです。私もよくエントリと関係ないものを断わりを入れて非公開にしました。

んーでもやっぱりアナウンスもなしにいきなり書き込み禁止にするのはアンフェアかなと思います。
どこかに書いたような気がしますが(パッと探してなかった)関係ない書き込みは自分のブログでどうぞってのはありかもしれないけど、そうアナウンスすればいいじゃない?制限された相手とROMを含めた読者に失礼かなと思うんですが。


2.回答は出さずにほのめかす
理解を示してくれている人と楽しく会話をして自説に対する「確信」を強める。
他方、ほのめかしからなんとか解釈してそれがfinalventさんの意図と違う場合は一言の元に一蹴される。
でもなぜ違うかは教えてあげない。


あのさ、あなたに同調してくれる人でなきゃ発言しちゃいかんのですか?
あなたの主張に同調できないと理解できないと思ってるんですか?
対話ができるかの基準はfinalventさんが興味ある話題かどうかですか。

と、いうか科学者と政治の関係とか本当に研究者を馬鹿にしてんのかと。
この方も少数の、特殊な例を一般化して語る方なのでしょうか。
たぶん、私はごく一部を取り上げてそれに属するすべての人を貶めるような発言をする人が大嫌いで、だから一部の官僚の不祥事を見て「これだから公務員は…」とかいう人が大嫌いだったりする。
いったいどの科学者集団を信用できないのか知らないけど他者をあまりにも馬鹿にしすぎだろうと。
確かにfinalventさんは私よりもずっとずっと頭がよく、頭の回転が速く、いろんなことを知っているんだろう。それでも尊敬できないのはfinalventさんの態度が人としてあまりにも最低だからだと思う。
いや、もしかしたら自分の思惑と違う方向に話が進み自らの失策に気づいたための自己防衛策なのかもしれないけど、自己修正機能のない「科学的態度」ってなんだよと。
いや、でも、うーん…誠実なブログ主を多く見てきたからfinalventさんの態度がより一層不誠実に見えるのかもしれない。


ちなみにWikipediaの記事としての脚気に大きな問題は感じない。
もしかしたらカビ毒による脚気衝心はあり、ビタミンB1は間違いだったとしても、やはりWikipediaの記事として問題があるようにはみえない。
記述は独自研究ではないし、参考文献も挙げてある。
説明不足と間違いは違うと思う。この記事を書いた人は少なくとも一般的な事実に則して書いたんだしこの記事を見て嘘ばらまいてるというのは言いすぎでしょ。
そこに「科学的」を求めるのなら編集したらいいのに。(科学的でないようには見えないですが)
それでも今の知見からすると全面書き直しはできなくて両論併記になるだろうと思う。
Wikipediaは速報性や新奇性ではなく検証可能性や事実(世間での評価など)に則した記述が求められるから。疑似科学判定テストならNATROMさんのところのようにすべきでは。
しかしカビ毒説も面白いと思う。もしかしたらビタミンB1阻害以外の作用があるかもしれないし。

でもこれから何を言おうとfinalventさんへの不信感が拭えない人がたくさん現れるんだろうなぁ。自業自得だししょうがないけど、こうならない道はちゃんとあったはずなのに。


12/8追記:
たぶん、多くの科学者はある科学者(あるいは科学者集団)に「信」を置いているのではなく、科学に「信」を置いているのではないだろうか。もっというと科学的な立証の厳密さやとことんまで疑うところなどに。
得てして科学における「信」が破られる時は科学者(あるいは科学を使う者)が科学を正しく使わなかったときに起こる。これらは混同してはいけない。
また、科学者の多くは科学哲学者ではない。自分の足場を疑うこともたまには必要かもしれないけど、そこまでやっていたら何も研究できない。だから足場が「正しい」と仮定したうえで仮説を立てる。足場の確かさを保証するのは科学である。しかし科学は常に正しいとは限らない。正しいとは限らないけれども真理に一番近づくことに成功している客観的な方法は科学だ。だから科学を使う。科学よりも有効なツールがあればそれを使う。ただそれだけの話。しかしおそらく有効なツールが見つかっても科学の中に組み込まれるだろうというのは想像に難くない。

たぶん、私は科学が大好きだと思う。でもいつでも正しいとは信じていない。

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順番。
計画を立てないと上手くこなせないので、すみません。すぐに消します。

土曜日
・MSRのレポートを書く
・心の科学8章を読む
・コメントへの返信を考える→思わず感想を書いてしまった。返信はこれから考えます。
・finalventさんのブログ(長くて読みにくい…)とTAKESANさんのブログを読みに行く
・脚気について調べる
日曜日
英文読解
・設計したプライマーの確認
月曜日以降
・コメントに返信
finalventさんはずいぶんと不誠実な態度を取ってますね、びっくりしました。
しかもコメント制限かけてたんですね。
内容に関係ない(と思ってるのはfinalventさんだけですが)記述は自分のブログでやればいいってのはまあいいとして、じゃあ問いかけられたら返事をしようよ。
すごく頭いいと思うし、要求されてることも気づいてるだろうに。

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たとえば、よくブランドと偽ブランドの例えが使われていますが、
本物のブランド品と偽物のブランド品が並べて置いてあって「すべて本物です」って言われたのに偽物をつかまされたら腹が立ちますよね。
これがブランド品だったら見分ける方法が確立しているので排除することは可能ですよね。
じゃあ、これが完璧ではない方法で本物と偽物を見分けなきゃいけないときはどうしたらいいのでしょうか。


「せめて本物と偽物を分ける作業をしましょうか」
というと
「その検査方法はすべての偽物を取り除くのに成功していないからそんな方法は意味がない。それどころかたまに本物もはじくじゃないか!」
と言われる。
「ではどんな方法で本物と偽物を区別しましょうか?」
と言うと
「私が本物だと思うから本物なんだ。」
と言われる。
得てしてこれの堂堂巡りである。

そうやって本物と偽物を区別する作業が放棄され、また誰かが偽物をつかまされる。

そうすると今度は
「なぜしっかり検査しないんだ」
と言われる。
「だってその検査方法はダメだって他の人に言われたんだもん。でも仕方ないね、完璧ではないけどこの方法が一番信頼できる方法だものね、やりましょうか」
と言うと
「その検査方法はすべての偽物を取り除くのに成功していないから(以下略)

※これはフィクションです。

この繰り返しで発展できる分野があったら教えてほしい。

そういえば、
「本物だとは思うけど偽物だっていいじゃない。だってちゃんと貢献してるでしょ。あなたにそんな真似ができるの?できないなら批判しないで」
といわれることもありますね。
江原氏の場合だと
「彼の能力は本物だと思うけど、霊能力がなくったって彼の言っていることが素晴らしいことに変わりはない。あなたが同じことを言ったとしても江原さんほどの影響力はないでしょ。だからそれができるだけですごいんだからそんな批判はお門違い」
みたいなことを今までに何回も言われたことがあります。
でも江原氏の言いたいことは前提条件(霊能力や守護霊など)を抜きにすると骨抜きの主張にしかならない気がするんですけど。ある部分を抜き出して良いことを言っていれば他の部分はどうでもいいんでしょうか。
あ、もちろん彼の著書を一部読んだ上で言ってますよ。何も知らないで批判するなと言われてその通りですね、と思ったので。
江原さんの話に関しては、現世利益がなければまったくスルーできる(科学が介入すべきではない)話になると思います。まあ、現世利益なしで商売やろうなんて土台無理な話ですが。


ちなみに、経験者の勘を否定したいわけじゃないですよ。
「経験者の経験者にしかわからない感覚」というのは実際に存在します。
でもその違いは「経験をしているかしていないか(あるいは数をこなしているか)」の違いであり、やはり一定の水準や特定の技術があるんだと思います。実際に熟練するっていうのは経験の繰り返しで、その中で言葉で一言のもとに言い表すのが難しい、けれども確かな技術というのは存在するんだと思う。
この、努力の賜物を「彼には才能がある」と言ってしまうのは実は失礼なことなんだと思います。

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404 Blog Not Found:「科学者よ、責任を果たせ」 - 書評 - 大槻教授の最終抗議を読みました。
大槻教授の経歴についてはおおむね知っているので置いておいて、

>理工学部でいえば、教授一人につき年間八〇〇〇万ぐらい。ちなみにアメリカの理工系科学者のそれは、平均六〇〇〇万円ほどである。

にちょっと突っ込み。
ああ、理工学部って金持ちなんですね。
うちの研究室はNEDOや企業と連携していて、実験機材も結構豊富にそろっている方(蛍光顕微鏡、HPLC、超純水装置、AKTA(タンパク質自動精製装置)など、あと製氷機があれば研究室出なくてもほとんどの実験が可能です)ですが研究費は一桁少ないです。科研費が少なくなったのも影響してますが、たぶん1/20ぐらいです。
すごいところになると一年間の寒天代で研究費のほとんどが消えてくところもあります。
確かに基盤Bのお金が支払われているけど、あれで秘書や技術職員を雇えるわけがない。どう考えても月2回・5時間ぐらいしか雇えません。

>国や社会から手厚く保護されている科学者
なんて一握りしかいないと思いますよ。
海外の研究者の方がはるかに研究環境が整っている(雑事を引き受けてくれる人がいる)という点も忘れてはいけません。
技術職員さんも雇えないくらいにお金を節約して、マスターあたりがセール期間にチューブ(約2.5円/本)やらチップ(約1.5~3円/本)やらを買ってるんです。教授は研究以外の雑事が忙しくてそういうのを管理している暇がないんです。
それでもうちの研究室ではチップを再利用しないですむくらいお金があるので良いですが、チップを再利用する研究室もたくさんありますよ。

ドクターとマスター合わせて10人の研究室がポスドクを30人以上抱えている(その下だと100人単位)研究室と同等の成果を出すためにはどれだけ頑張らなきゃいけないか。ほとんどの日本の研究者には余裕がないです。
だから科学者に責任を負わせようとするのは酷だと思います。
ほとんどの研究者は自分の研究成果を発表するときにごく控えめに本当に研究ではっきりとわかったことしか強く言いません(そのかわり今後の展望は大きく言う傾向にあると思う←研究費のために)。それで許してください。
大きく動けない代わりにデマにならない努力をしている、それだけでとりあえず許してはくれませんか?
それよりも私はマスコミのいい加減な報道の責任のほうがはるかに大きいと思います。

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って怪しいですかね?

うちの地元は美宝堂が社長をCMに出演させてたりあまつさえ孫(大人になった彼にビックリです)が登場してたりして、もはやそれが当たり前になっているので胡散臭いとか思わないんですが。
っていうか、ローカルCMだったんだね(笑)

美宝堂CM(けっこう昔の)Youtube
美宝堂CM(最近の)ニコニコ動画

ジャパネットたかたは胡散臭く見えるのかな?
私はあの声が嫌いなので見ないけど。

というのを以下の質問に答えて思いました。
経歴に多少の胡散臭さがあっても良い商品だったら問題ないと思います。ただ、経歴を飾らないと売れない商品ってことだと見方は変わってきますけどね。

化粧品の「アスカ」のCM(社長出演)をどう思いますか?

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