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日常に潜む疑似科学的なことをメインに食指の動く方にのらりくらりと書いていく雑記です。
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ある動画サイトで動画を見ててですね、

「合法」

という字が出てきたんですね。
で、誰かが

「ごうほう」

ってコメントを流した後に

「がっぽう」
「『がっぽう』って読むんだよw」
「勉強しろ」

とか流れてくるわけですよ。
でその後に私の心を見透かしたように

「ずっと『ごうほう』だと思ってたよ」
「がっぽうって読むのか、知らんかった」

とか流れてくるんですよね。
私も、

なるほど……。今まで、二十数年間「ごうほう」だと思ってきたのに、違ってたんだ。
じゃあCLAMPの合法ドラッグもがっぽうドラッグなんだ……なんか語感悪いな。

とか考えてたんですよ。
そのまま忘れてたんですけど、勉強してたら支配体系の中に「合法的支配」ってのがありまして、あ、そういえば「がっぽう」とか言ってたな、よし一つ調べてみるか。
と思って調べてみたらコレですよ。

合法(ごう-ほう):法規に適っていること。また、そのさま。適法。(Yahoo!辞書)

なんだったんだよと。私の「なるほど」を返せと(苦笑)


で思ったんです。
そういえば、私って理解を素っ飛ばして納得してしまう癖があるんですよ。
癖って言うか、たぶん人間ならある程度自然に身に付いているものだと思うんですけど、この場合は私は「合法」が「がっぽう」って読むか確認せずに流れに乗って納得しちゃったんですね。Yahoo!のトップページに行って「合法」って入れればすぐにわかったのに私はその場の雰囲気だけで納得しちゃったんです。
こわいよね。
こうやって書くときはいちいち神経質なほどに調べてますが、書くという作業をしないときなんかはついペロッと喋っちゃいそうです。そうしてまた間違い知識が広まるんですね。

納得することはいつでも誰でも簡単にできるけど、その納得が正しい情報を正しく理解したうえでのものかどうかはわかりませんよね。
というのを最近よく考えます。
コミュニケーションスキルとして最低限の納得力は必要だけど、自分が納得したものが本当に正しいのかも調べ・考える必要がありますよね。

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この前書いていたアトピーの話と関係してくるかもしれません。

牛乳や肉、砂糖がいけないというのはけっこう根が深いのかもしれません。
でもっておそらくこれらは繋がっている話なのでしょう。



食品安全情報blogの「リスクのハザード」を読んでいて、

リスクについてのメッセージを明確にするにはどうしたら良いだろうか?

というアンドリューさんの言葉に深く同意したところから始まっています。

この概念を理解してもらうのは難しいですよね。
知っていることと理解していることは同じではなくて、知識として知ってる人はいると思います。でも、たぶん理解していないと食品の安全情報を提示されても本当に安全であるかどうかを知ることができないんです。
どうすれば正確な情報を伝えられるか。
どうすれば読んでもらえるか。

本当に難しい問題だと思います。

たとえば、松永和紀さんの「メディアバイアス」は食品の安全性について、リスクコミュニケーションについて、平易に書かれた良書だと思います。私もことあるごとに勧めていますが、こういう文字ばっかりの本って興味がある人か新書を読み慣れている人しか読みませんよね。
以前に松永和紀さんのblogを取り上げて、自治体が農薬の話を素人にも見やすくわかりやすく伝えているのはいいね、という話をしたのですが、食品添加物についてもこういう絵がたくさんあってエッセンスだけを詰め込んだわかりやすいのはないのかな、と漠然と考えていたんです。
ただ、添加物の話になってしまうと自治体の仕事ではないんですよね、たぶん。
で、ネットで探してみたんですがうまく見つからなかったんですね。

食品添加物に関する説明については無添加派の記事の方が平易でイラストが多くて理解しやすい状況です。
ただ、内容が必ずしも正しいとは思いません。
ベネフィットだけを大々的に宣伝して想定しうるリスクを書かない記述はどうしても眉に唾をつけたくなるんですよね。
※そもそも添加物は、発生しうるリスクを避けるためにわざわざ添加しているのです。
無添加にするということはリスクが発生しうる状態に戻ったということです。これを説明しないのはずるいですよね。

また、添加されている状態と無添加の状態ではどちらが危ないかを調べた結果を載せてほしいですよね。


もちろん、それを作ったからといって今より多くの人に理解してもらえるかも、と考えるのは甘いんだと思います。でも、「科学的な根拠のある安全情報」と「消費者の安全性に対する理解」の間にあったギャップを埋める手助けをしてくれるんじゃないかと思うんです。
ちなみに予想される反応として「お前が書けばいいじゃん」っていうのが考えられるんですが、その通りの指摘だとは思いますができたらとっくにやってます。


さて、ここまで書いたら話が逸れまくって本来書きたかったことが書けませんでした(汗)
食品添加物の解説本を探しているときに引っかかったページの内容をこれから検証していきたいと考えています。
HLD症候群と食品添加物の関連性について です。
古い研究のようなのでもう決着がついてるのかも。
それでも私は何にも知らないので少し調べてみようと思います。

キーワードは「ファインゴールド博士」「HLD症候群」「合成添加物」です。
子どもの異常行動
続栄養と犯罪行動『真弓定夫博士の論文』から

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※これは釣ってきた魚の魚拓の話ではなく、Web上のページのキャッシュの保存の方の魚拓の話です。


さて、ちょーっと私の嫌いなタイプの質問者が知恵袋にいまして、かーなーりムカッときましたので魚拓を取ってみました。ええ、初めてです。証拠を残したいと思うほどイラッとしたのは初めてなのです。

ネット上の文章をコピペするより悪質ですね。
ある課題に対してある方から回答をもらい、その回答を別のカテで別の回答者に添削してもらうのです。しかも自分が書いた文章のようにしてね。
My知恵袋なんて嫌な思いをしたことがある人ぐらいしか見ませんし、他の回答者はたぶん見なかったんでしょうね(あるいは見たために回答しなかった)。


これ、ぜひ担当教官にチクりたいですよ。どこの大学よ!もうっ!


ちなみに魚拓を取ったのは、こういうのを指摘するとこういう人は90%の確率で質問ごと削除しやがりますので証拠を残しておいてやろうというむいみさんの優しさです。

魚拓1→http://s01.megalodon.jp/2009-0607-2152-40/detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1226877497

魚拓2→http://s03.megalodon.jp/2009-0607-2206-46/detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1427007279


どこかで、レポートがWeb上の文章をコピペしてたら探してくるツールを発表してた人がいたような気がするんだけど…どこだっけ。
ちなみのちなみに。魚拓が消されても問題ないようにスクリーンショットは保存してあるよ(にっこり)

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昔使っていたノートを探している最中に大学2年生のときの実験実習テキストを見つけました。
ごくごく基本的なことが書かれていますが初心に帰る意味でもブログの記事の書き方を見直す意味でもちょうど良いテキストなので少し転載します。ということで基本的に原文ママですが省略しているところもあります。

個人的に覚えておきたいところを強調しました(タイトル以外)。




■レポート(報告書)作製■
(1)レポートを読む人はだれかを考える。(読む人の立場になって書くことが必要である。)
(2)順序だてて分かりやすくまとめる。(特に強調したい結論は論理的に矛盾なく説明することが必要である。)
(3)読みやすい体裁を整えること。(極端に長い文章は読みにくい。場合に応じて箇条書、図や表を用いて簡潔に示すことが必要である。)

◎レポートに必要な項目
1.実験題目、日付、氏名、共同実験者
2.実験の目的
レポートを作製するにあたって、その目的と意義を再確認する意味から、自分自身で理解して、テキストのまる写しではなく、簡潔に要約する
3.実験方法
自分が実験に行った方法・手順を正確に書く。多くの場合、テキスト通りには進まないので、テキスト丸写しということはありえない
4.結果
個々の測定値(生データ)をそのまま記すとともに測定値をより一般的な意味を有する形に整理したものも結果の項にまとめる。定量的な結果の記述を分かりやすくするために、データはグラフや表にする。
5.考察・結論
レポートのうち、考察が最も重要である。これは単なる感想ではなく、科学的根拠に基づいて、実験経過や実験結果を考察するものである。科学的根拠とは実験結果(事実)や理論だけではなく、文献や参考書から引用してもよく、それを用いて議論を進めてもよい。引用した数値や文献などはその出所を明示する必要がある。
6.あとがき
反省や感想、意見などあれば記す。



■科学文■
自然科学の文章は、得られた事実や理論とこれらについての意見を述べたもので、その内容を誤りなく読者に伝えるものでなくてはならない。そのためには、文章が明確で、記述が正確で、かつ表現が簡潔平易であることが必要である。

(1)事実を正確に書く。
うそを書かないのは当然であるが、意図しないでうそ(事実に反することや正確に伝わらないこと)を書いてしまうことも起こる
(2)自分の成果と他の人の成果を区別して書くこと。
(3)事実と意見を区別して書くこと。
事実は実験に裏付けられたもので、意見は書いた人の意見・創作である
(以下省略)



■科学文の基本■
1.日本語文の要素
自然科学のレポート・論文は横書きを原則とし、漢字仮名混じり文に、必要に応じてアルファベットや片仮名を交えて書く。

(1)漢字
・漢字には良く似た字や同音異義語があり、注意を要する。
調製-調整、対象-対照-対称
・次の言葉は仮名で書く。
ある化合物、三つのうち、説明のとおり、加えたとき、混ぜたところ、二つのもの、上のよう
・接続詞は原則として仮名で書く。
《漢字で書いてよいもの》 及び、従って、並びに、又は、故に

(2)仮名づかい
・「ぢ」「づ」は原則として使わないで、「じ」「ず」で書き表す。

(3)片仮名
・元素名:漢字で書かないものは片仮名で書く。
・物質名:
①外国語を翻訳しないで日本語で書くとき。
アルコール(alcohol)、コレステロール(cholesterol)
②漢字で書いていたものを仮名書きするとき。
蛋白質→タンパク質、葡萄糖→ブドウ糖、蟻酸→ギ酸
・外国語、外来語、外国人名、国名、地名:
翻訳語のない学術用語 アニーリング(annealing)
・生物名を科学的に表現するとき。
ヒトの成長ホルモン、イネの遺伝子

(4)アルファベット
・人名や地名などは原語で書くことが多い。
Michael反応、Edman分解
・外国語に由来する略語
EDTA、アミノ酸(Gly、Ala、Lys、……)
・生物の学名(イタリック体の原語で示す。手書きの場合は下線を引く)
Escheerichia coli(大腸菌)、Bacillus subtilis(枯草菌)、Bombyx mori(カイコ)

2.記号
・句点と読点
「。」と「、」または「.」と「,」の組み合わせを用いる。両者を混用しない。
・中黒点「・」:二つ以上の語を並列に置くとき。


参考文献:
「化学のレポートと論文の書き方」(化学同人)
その他



他にもたくさんあるんですが、基本的なことのみを抜粋しました。

どうです?役に立つでしょう!えっへん!
って私はただ書き写しただけですけど。

私の記事はレポート・論文としては失格な点が多いですね。
ちなみに、学生時代の私
科学文としては特に問題のあることはしてないつもりです、いちおう。←省略した部分に「曖昧な表現を避ける」とあります。
私は曖昧な表現をすることが多いですね。本当に決定的に自分に自信がないんですよ…。


えー。私自身の頭の中にあったものをひねり出したのは以下の記事です。
論文と科学的証明に関する考察(azure blue)
今見返してみると、雑誌のことしか書いてないですね(苦笑)
レポート作製と順番は逆ですが、言ってることはそう間違っちゃいないと思います。


あと、探し物をしてたら昔のレポートが見つかったので私がどんなレポートを書いてたか今度お見せしますね(笑)
結構、主語述語を抜かして意味が通らなくなるミスは今もやらかすのであんまり成長してないんだなぁと(^^;

X線構造解析について教えてもらったのでまとめようと思ってたんですけど、とりあえず今日はこのへんで。

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今、この質問にどういう回答をつけようか悩んでいるところです。

22歳アトピー・脱ステ2ヶ月脱保湿2週間目のリバウンド中の者です。 (Yahoo!知恵袋)

知恵袋に参加してる人で上手いこと回答できる人はぜひ回答してきてください。

ステロイドが悪いんじゃないんだろうに。
私も血が出るぐらい掻きすぎて炎症が引いた後に色素沈着したことあるよ。もちろんステロイドなしでね。

というか、皮膚科医で脱ステ(ステロイドを休みながら少しずつ使うという意味ではなくて永続的に)を勧める人がいることにびっくりです。
ステロイドを処方する医師だって最終的に目指すのは脱ステに近い状態でしょう。
ステロイドを使用する期間が短くなるように、酷いアレルギー反応を起こさないように調節することが外側からステロイドを補う本来の目的ですよね。
脱ステロイドという行為は、乾燥肌の人に対して「人間は本来皮脂を作れるはずだから外側から潤いを補う必要はないのだ」といってクリームや保湿成分の入った化粧品を取り上げるような行為だと思います。



さて。それよりも私が問題視してるのが、
・トランス脂肪酸
・白砂糖→黒砂糖、きび砂糖
・牛乳→豆乳
・経皮毒(合成洗剤)
という記述です。
・お風呂に塩を入れる
というのもアトピー&脱ステでよく見ますね。
トランス脂肪酸が体に良くないという報告があるのは知っていますが、そもそも日本人は徹底的に避けなきゃいけないほど摂取しているんでしょうか。Wikipediaの記述では問題ないとしています。ようはファストフードはほどほどにってことでしょう。
WHOはトランス脂肪酸の摂取量を摂取カロリーの1%未満に抑えるように勧告しています。
それに関して日本では1日に0.3~0.6%の摂取に対して、アメリカでは2.6%なので過剰摂取になっています。リンク
 

話が逸れました。
私が言いたいのは、どこかにバイブルがあるのではないかということです。
口コミだけで広まったにしては方向性が明確すぎるんですよね。
ネットにしろ本にしろ経皮毒のように何かこういうものは避けなさいというバイブルがあるんじゃないかと思うんですけど…よくわかりません。
このページの記述にしても、特に間違っているところはないと思うんですよね。
個人的には乳製品は適度に摂ってください、と言いたいです。
特にダイエット中の女性は乳製品を避ける傾向にあるそうですが、そうするとカルシウムが不足しがちになります。魚も、骨ごと食べるなら意味がありますけど、肉の部分だけだとそんなにカルシウムは摂れないです。
参考記事
牛乳→豆乳(成分無調整)
にすると、同じ量に含まれているカルシウム量は1/10量になります(スーパーで成分表示を見てきました)
ちなみに、飲むヨーグルトはカルシウム量が高いですが、乳酸菌飲料(ヤクルトとか)はほとんど入ってないです。



あと、トランス脂肪酸が多いと細胞膜が不安定になる、ということですが私が学んだ細胞生理学となんだか違います。
トランス脂肪酸になると直鎖状になるということなので、おそらく密集しやすく流動性がなくなるんじゃないかな、と。その分頑丈になるんじゃないかと思います。反対にシス型の場合は折れ曲がっているので密集できずに流動性が高くなる、と習った気がします。
流動性は細胞膜の大事な役割なのでその機能が低下するのは良くないことです。動脈硬化という意味では頑丈になりすぎるのはプラスではないです。適度な流動性が大事、と習った気がするんですよね。
考えてみれば「細胞膜が不安定になる」って適当な言い方ですよね。

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